新登場“次世代グラインダージューサー”「ベジビート」とは?
(2013年5月21日掲載)

2012年7月30日掲載
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スマートフォンの圧倒的王者として高い人気を誇るアップル「iPhone」シリーズ。人気の理由は「洗練されたシンプルさ」にあるとされているが、それゆえにばっさりとカットされてしまっている機能も少なくない。国産ケータイ独自の機能である「ワンセグ」もその1つだ。
そんな中、人気を博していたのが、バッファローの「iPhone」用の外付けワンセグチューナー「ちょいテレi」(2010年12月発売)。本体下部のDock端子に装着することで「iPhone」や「iPad」でもワンセグを見られるようにしてくれる周辺機器だ。
その「ちょいテレi」が、この春に第2世代モデル(「DH-MONE/IP」)となった。ここではその進化を検証する。
新「ちょいテレi」最大の進化点はずばり小型化したこと。従来モデルでは「iPhone」周辺機器としてかなり大きめのサイズだったのだが、新「ちょいテレi」では、体積、重量ともに半分以下になっている。ただし、小型化したことによって従来モデルで内蔵されていたバッテリーが省略されたことには注意しておきたい。
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サイズ比較 |
重量実測 |
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ループアンテナ |
スルー充電端子 |
バッテリー非内蔵となったことで長時間の視聴が難しくなった点は気になるものの、そもそも従来モデルの内蔵バッテリーは350mAh程度のサイズ(「iPhone」内蔵バッテリーは1420mAh)しかなかった。長時間利用するのであれば、どちらにせよ外付けバッテリーなどを導入するべきだろう。
なお、それ以外の点では従来「ちょいテレi」(販売終了)と同仕様。すでに従来モデルを持っているという人には悩ましいところだろう。
「ちょいテレi」を利用するためには、あらかじめ「iPhone」側に専用アプリをダウンロードしておく必要がある。専用アプリ「ちょいテレi」は、PC向け「iTunes」の「App Store」か、iPhoneの「App Store」アプリから入手可能だ。もちろん無料。
アプリさえダウンロードしてしまえば後は簡単。「ちょいテレi」を本体下部のDock端子に接続し、「ちょいテレi」アプリを起動するだけだ。最初の起動のみアンテナ設定が必要となるが(このあたりはガラケーのワンセグ機能と同様)、それさえ済ませてしまえば、後は起動するだけでワンセグを見られるようになる。
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起動直後画面 |
字幕 |
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音量調整 |
番組解説 |
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録画 |
横向き |
と、このように、基本的な機能にはなんら不足なし。スマートフォンならではの操作感で全体的にガラケーよりも使いやすくなっている点が好印象だった。
なお「iPad」での利用時は、大画面を生かしたより情報量の多いユーザーインターフェイスを利用可能。中でもWebブラウザを利用しながらワンセグを楽しめる機能がユニークだ。
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iPad |
Webブラウザ |
そして、そのうえでスマートフォンならではの機能も用意。7月中旬に行われた「ちょいテレi」アプリアップデートで追加された「タイムシフト」機能について解説したい。
これは、現在視聴中の番組を背面で自動的に録画しておき、視聴者が好きな時にこれを巻き戻して再生できるようにするというもの。録画テレビなどではおなじみの機能だが、iPhoneでもこれを利用可能になった。目を離したすきに流れてしまった決定的瞬間や、もう一度見たいシーンなどを再確認できる。
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タイムシフト |
全画面時 |
ほかの機能同様、簡単な操作で利用できる点がうれしい。全体的にアプリの完成度が非常に高いと感じさせられた。現在、多くの機器でワンセグ視聴が可能だが、こと「使い勝手」という点ではトップレベルの内容だろう。
昨年の震災以降、ワンセグの実用性が大きく見直されつつある。 そんな中、今後も公式対応が期待できそうにない「iPhone」でワンセグを見られる意義は大きい。国内A&Vメーカー製ワンセグスマホのような高画質化機能などは用意されていないものの、 そもそもワンセグの画質でそんな機能は不要だろう。それよりもシンプルで分かりやすい使い勝手のよさを評価したい。
ただし、ループアンテナの受信性能はやや残念なレベル。屋外や窓際などでは問題なく利用できたものの、奥まった場所ではやや受信感度が低下してしまった。このあたりは他社製ワンセグスマホなどよりも劣っている点だ。
その点を許容できるのであれば、本製品はよい選択肢となるはず。10gを切る小型ボディなので、カバンの中に入れておいても邪魔にならない。手軽に「iPhone」でワンセグを楽しみたいという人に試してみてほしい。
ライター/山下達也(ジアスワークス)