新登場“次世代グラインダージューサー”「ベジビート」とは?
(2013年5月21日掲載)

2012年7月9日掲載
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2012年7月2日、ヤマハ発動機(以下ヤマハ)は、電動アシスト自転車「PAS」の新モデル説明会と、「PAS」での走行を体験できるプレス向け試乗会を、東京都国立競技場にて同日開催した。
説明会で紹介されたのは、6月29日に発売された「PAS Kiss mini」と、8月20日に発売される「PAS Babby」の2機種。いずれも子供を乗せることができる“子育てモデル”で、安定感のある小径タイヤを採用しているのが特徴だ。説明会後の試乗会では、実際に「PAS Kiss mini」に子供の重さの人形を乗せて走る体験ができたほか、「PAS」の各モデルにも自由に試乗することができた。
ここでは、新モデル「PAS Kiss mini」「PAS Babby」の2機種について簡単に説明したうえで、試乗会で触れることのできたさまざまな「PAS」シリーズ製品を紹介しよう。
電動アシスト自転車のパイオニア・ヤマハは、「PAS」というブランド名のもと、スポーティモデルやファッショナブルモデルなど、幅広いラインアップの電動アシスト自転車を展開している。中でも、近年需要を伸ばしているのが、いわゆる“子育てモデル”という、子供を乗せて走ることができるタイプだ。こうした電動アシスト自転車は、子供を保育園や幼稚園へ送迎する時だけでなく買い物などにも便利なことから、今やママさんたちの間では必須アイテムとなりつつある。
今回紹介されたのは、そんな子育てモデルの最新作。幼児2人同乗モデルの「PAS Kiss mini」(発売中)と、幼児1人同乗モデルの「PAS Babby」(8月20日発売予定)だ。いずれの機種も、安定感や乗りやすさといった実用性を追求しつつ、オシャレな夫婦がシェアすることを想定したユニセックスなデザインとなっている。それでは、各モデルについて詳しくチェックしていこう。
「PAS Kiss mini」は、「PAS」シリーズでは3機種目となる、幼児2人同乗可能モデル。一番の特徴は、従来モデルに比べて径が小さく幅が広い20型ファットタイヤを採用しているところだ。このタイヤは、路面振動を吸収して乗り心地をよくしてくれるほか、チャイルドシートの位置を下げて全体を低重心化させ、安定感を向上させるのにも一役かっている。また、フレームにも低重心のオープンワイドタフフレームを新採用。膝まわりに広いスペースを確保することで、スムーズな乗り降りを可能にしている。
チャイルドシートは、従来モデル「PAS リトルモア」で好評だった「スーパーエンジェルシート」をフロントに標準装備する。この「スーパーエンジェルシート」は、重心がハンドルと同軸上にあるため、子供を乗せた時にもハンドルがふらつきにくく安定感があるのが特徴だ。さらに、子供の成長に合わせてヘッドサポートやフットレストの位置を調節できたり、フットレストを閉めてバスケットとしても使用できたりと、機能性にもすぐれている。リアチャイルドシートは別売。
ちなみに、「PAS Kiss mini」は夫婦でシェアすることを想定しており、男性が乗っても女性が乗っても違和感のないカラーリングや太めのフレームを採用している。カラーバリエーションは、スタンダードなホワイトとブラックに加えて、人気の高いマット系のグリーンと濃いピンクの4色。ハンドルやサドル、チャイルドシートといった各パーツは黒色で統一されている。
「PAS Babby」は、“ゴツかわいい”をキーワードとした幼児1人同乗可能モデル。タイヤに「PAS Kiss mini」と同じ20型ファットタイヤを用いているほか、ボディには太くて丈夫なU型タフフレームを、フロントにはゴツいデザインのバスケットを採用し、使いやすさとおしゃれさの両立を追求している。チャイルドシートを使用する時期だけでなく、その前後にも、長くおしゃれに使うことができるようにと設計されたモデルだ。
「PAS Babby」に子供を同乗させる場合は、別売のチャイルドシートをリアキャリアに装着する。おしゃれさを重視したモデルながら、「PAS Kiss mini」同様、「らくらく幅広スタンド」「テモトデロック」「スマートコントロールブレーキ」「親子安心障害保険(購入日から1年間有効)」といった、子供の安全のための機能・保険が充実しているところもポイントだ。ちなみにボディカラーは、ビビッドなオレンジやピンクに、人気の高いマット系のブラックとクールなホワイトを加えた4色を用意。ハンドルやサドルといった細部パーツも、「PAS Kiss mini」と同じように黒色で統一されている。
説明会終了後は、国立競技場の広いスペースを使って「PAS」シリーズの試乗会が行われた。会場には、未発売の「PAS Babby」を除く主要モデルがズラッと勢ぞろい。参加者は、それぞれ気になったモデルに自由に試乗し、坂道などでそのアシスト性能を体験していた。ここでは、筆者が実際に試乗した機種や、気になった機種をいくつか紹介しよう。
まずは、最新モデル「PAS Kiss mini」にトライ。前後のシートに約8kgの人形(通称りんごちゃん)を乗せて、2児のママになった気分で試乗してみることにした。しかし、8kg×2人というのは予想以上にズッシリ! 実は自転車がちょっと苦手な筆者は、サドルにまたがった時点で、あまりの重量感に「あぁ、これは絶対に転ぶな……。」と嫌な予感でいっぱいになった。
が、いざペダルを踏んでみると「PAS Kiss mini」はなんの苦もなく“スルッ”と前進。転ぶどころか、ペダルを踏むごとにどんどん車体が安定していった。また、登り坂では、ヤマハの方からの助言を受けてアシストモードを「強」、ギアを「2」に変更。すると、ペダルが一気に軽くなり、なんと座ったまま坂道を登り切ることができてしまった。アシストをオフにしていたら、発進でも坂道でも、絶対に転倒していたと思う。おそるべし、電動アシスト! というか、子供を自転車で送迎するお父さんお母さんって、本当に大変なのだなぁ……。
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走る前は若干フラフラしていたのだが、走りだすとみるみる安定した。ちょっと怖いのは、自転車を降りた時。降りた場所が平坦なら問題ないのだが、少し傾斜があると、傾く本体を持ち直すのが大変だった。いっそのこと、ずっとこいでいたほうが安全かも!? |
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試乗会には従来モデル「PAS リトルモア」や「PAS Raffini L」も用意されていたのだが、りんごちゃん(人形)の人数に限りがあり、同じ条件下で比較できなかったため、こちらの試乗は断念した。しかし、パッと見ただけでも従来モデルの2機種はタイヤが大きく、フロントチャイルドシートの座面も高い! 身長が155cmと少々小柄な筆者としては、「PAS Kiss mini」のほうが視界が広いので安心して乗れそうだと思った。
「PAS Kiss mini」の試乗を終え、次はどれに乗ろうかと物色していると、とてもかわいいスモークピンクの「PAS」を発見! 思わず「これ、かわいい!」と駆け寄った。すると、近くにいたヤマハの方からは「そうでしょう、そうでしょう。」と納得したような声。聞けば、「PAS Ami」は細部のカラーにまでこだわったファッショナブルモデルなのだとか。言われてみれば、フレームの色だけでなくサドルやハンドルなどもさりげなくかわいいし、細部のパーツもすべて黒色で統一されていてまとまりがある。こんなにおしゃれな電動アシスト自転車があったなんて、知らなかった!
さらに会場をウロウロしていると、今度はとってもコンパクトな「PAS」に遭遇した。この「PAS CITY-C」という機種は、20型タイヤと低床U型フレームを採用している、乗りやすさが評判のモデルだそうだ。さっそく試乗させてもらうと、確かに乗り降りや方向転換がラクチンで、扱いやすい! アシスト力は比較的低い(レベル3)らしいのだが、10度以上はあろうかという急な上り坂がなんの問題もなくラクラク登れたし、乗り心地も自然でいい感じだった。毎日使うことを考えると、「PAS CITY-C」くらい気軽なモデルがいいのかもしれない。本気で欲しくなってしまった筆者だった。
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「PAS Kiss mini」や「PAS Ami」がアシストレベル4なのに対し、「PAS CITY-C」はそのワンランク下のアシストレベル3だ。しかしそれでも、普通の自転車に比べれば断然快適で、坂道もラクラク。乗っている時のアシスト具合も自然で、毎日気軽に使えるカジュアルなモデルだと感じた |
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試乗会では、以前レビューで海沿いサイクリングをした「PAS VIENTA」とも再会できた。この「PAS VIENTA」は、トップチューブ(ハンドルとサドルの根元をつなぐフレーム)がほどよく低くて乗りやすい、女子向けのスポーティモデルだ。普通のメーターではなく、消費カロリーなどもチェックできる「液晶マルチファンクションメーター」を搭載しているのもポイント。このおかげで、レビューの時には「ここまででどれくらい消費したかな?」と、カロリーを気にしながら楽しくサイクリングできた。
最後に乗ったのは、モスグリーンのフレームがすてきな「PAS ナチュラL スーパー」だ。これは、いたって普通な外観とは裏腹に、アシストレベル6というパワフルなモーターを積んだ「PAS」シリーズの最上位モデル。あまりに見た目が普通なので、筆者は乗るまで「これが?本当に?」と半信半疑だったのだが、実際に乗ってみるとそのパワフルさにびっくりして、「すごい!」としか言えなくなってしまった。本当に、軽〜くペダルを踏みこむだけでぐいぐい進むし、上り坂も座ったままあっというまに登頂してしまうのだ。降りた後で、ヤマハの方が「新聞配達の方が使っているものと同じレベルのモーターを搭載しているんですよ」と教えてくれた。
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一見なんの変哲もない「PAS ナチュラL スーパー」だが、実は「PAS」シリーズ最強のアシスト力。どんな坂道も座ったままでラクラク乗りきることができる。説明会では、「PAS ナチュラL スーパー」が日本の急な坂道に挑む「激坂チャレンジ」も放映されていた |
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ヤマハ「PAS ナチュラL スーパー24型」[オリーブグリーン]
ヤマハ「PAS ナチュラL スーパー24型」[カームシルバー]
ヤマハ「PAS ナチュラL スーパー24型」[スモークベージュ]
ヤマハ「PAS ナチュラL スーパー24型」[マーズブラウン]
ヤマハ「PAS ナチュラL スーパー26型」[オリーブグリーン]
ヤマハ「PAS ナチュラL スーパー26型」[カームシルバー]
今回紹介したのは、まだまだ「PAS」シリーズのほんの一部。「PAS」は現在、デザインやアシスト力の強さ、バッテリーの持ち時間、フレームレイアウトなどの異なるモデルを、全部で20機種以上もラインアップしている。乗り心地もそれぞれ異なるので、気になるモデルがあれば、ぜひ実際に店頭で試乗してみてほしい。
取材・記事:価格.comマガジン編集部 YMD-I、KOMKOM