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レビュー

タテタテ・ヨコヨコ、几帳面にお掃除する東芝のロボット掃除機

ちょっと慎重で、律儀なロボット掃除機「Smarbo」レビュー!

東芝「Smarbo VC-RB100(L)」

今、我が家で最も購入を検討しているモノといえば、ロボット掃除機。先日、運よく韓国メーカーのロボット掃除を使う機会に恵まれ、その快適さを実感したが、一度購入すれば、長年の付き合いになるロボット掃除機。値段も決して安くはないので、決断ができずに踏みとどまっていた。その理由に、“家電はやっぱり、日本メーカーのものがいいのでは”という思いがあったからだ。


そんな時、幸運にも我が家にやって来たのが、うれしいことに、筆者が一番試してみたかった東芝の「Smarbo(スマーボ)VC-RB100」(以下、Smarbo)が。しっかりレビューユーザーとしてチェックさせていただこう!

東芝「Smarbo VC-RB100(L)」

パッケージ中身
メインで使う本体、リモコン、充電器のほかに、付属品としてバーチャルガード(2個)、モッププレート、モップ(2枚)、リモコンホルダー、お手入れブラシ、フィルター、単4形電池(2個)、単1形電池(4個)が用意されている

東芝「Smarbo VC-RB100(L)」 東芝「Smarbo VC-RB100(L)」

本体表
運転を操作するパネルやカメラ、ゴミ捨て口のほか、障害物センサー、バーチャルガードセンサーなどの主要センサーが搭載

本体裏
主電源スイッチをはじめ、段差センサー、左右のサイドブラシ、回転ブラシなどがある

東芝「Smarbo VC-RB100(L)」

本体前面
前方に障害物センサーやリモコンセンサー、後方にダストボックスがある

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心得1「ロボットが掃除をしやすいように、部屋の中を片付けよ!」

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ロボット掃除機に欠かせないもの……、それは充電。まずは、本体を充電することからスタート。充電器の設置はできるだけ広くて、家具などの障害物が少ない場所を選ぼう。

ロボット掃除機の充電器は、ケータイやデジカメなどの充電器とは違って、大きさや形にも存在感がある。特にロボット掃除機の場合は、ロボットの“家”という位置付けもあってか、アメリカ製の「ルンバ」(アイロボット)では「ホームベース」、韓国製の「HOM-BOT」(LGエレクトロニクス)では「ホームステーション」というネーミングで呼ばれている。それに対し、日本製のSmarboは、あくまでも「充電器」。「充電器は充電器であって、何も洒落たネーミングにする必要はないのだ!」という飾りっ気のなさが気に入った(笑)。

では、早速、掃除に入ろう! だが、その前に……。

ロボット掃除機が欲しいという人は、自分の時間や家族とくつろぐ時間を大切にしたいとか、忙しい毎日でもきちんと部屋をキレイにしていたいとか、いろいろな考えがあるとは思うが、簡単に言ってしまえば、“ラクをしたい”という人だと思う。だが、ここで肝に銘じておかなければいけないのは、ロボット掃除機を使うにはある程度、部屋の中を片付けておかなければいけないということ。前回、初めてロボット掃除機を使ってみた時、筆者はそれを十分に痛感した。「ロボット=何でも夢を叶えてくれる」という発想は、ドラえもんの世界だけであって、現実の世界は、そこまで甘くない。ロボットに掃除を任せるのであれば、床の上に山積みになっている雑誌や脱ぎっぱなしの服など、最低限のモノは片付けておくこと。「なんだかロボットの方がえらそうじゃない?」と、そこで文句を言うような人は、ロボット掃除機は買わない方が賢明だ。

でも、それさえクリアしておけば、ロボット掃除機は大変便利なモノだと思う。各メーカーが競って開発している最新技術を実感できるのは、そのスタート地点に立ってからであって、部屋の中が散乱しているのに、「ロボット掃除機がちゃんと仕事をしない」、なんて文句を言わないように。

東芝「Smarbo VC-RB100(L)」 東芝「Smarbo VC-RB100(L)」

充電中
充電器はできるだけ広くて、障害物の少ない場所に置こう。充電が完了すると、デジタル表示部に「FULL」の文字が表示され、バッテリーレベルアイコンが3つ点灯する

リモコンでスタート
お掃除モードの選択やタイマーの設定など、あらゆることがリモコン操作で可能。掃除中は本体が動いているので、モードの変更などはできるだけリモコンを使って操作しよう

心得2「少しの段差はふすまを閉じて壁を作れ!」

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では、Smarboにはどんな機能があるのか? Smarboの特徴を説明していこう。
Smarboのお掃除モードは次の4つ。

・基本的なお掃除モードの「自動」
・お掃除開始位置を中心に、縦横約1.5mの範囲を重点的に掃除する「スポット」
・部屋の中を縦横2方向から2回掃除をする「念入り」
・リモコンを使い、自分のペースで指定の場所を掃除する「手動」

まずは、基本の「自動」モードで掃除をしてみた。本体のスタートボタンを押すと、5秒のカウントダウン表示の後、静かにスタートを切ったSmarbo。部屋の隅から壁に沿って直線に進み、壁の手前で、少しだけ横にずれて逆方向へ直進。このきっちりとした動きは、昔どこかで習った記憶が……。そうだ、思い出したぞ! 中学のバレー部の先輩に「体育館のモップはこうかけるものよ!」と厳しく指導されたっけ。Smarboの動きはまさにそれ。でも、それは部屋を掃除するのに、一番効率的なルートでもあるのだ。

だが、一方で、「あれ?なんか終わるのが早くないかぁ?」という思いも。とりあえず、さっと掃除をして欲しいという時には問題ないが、もう少しじっくり掃除をして欲しいという時には、ちょっと物足りない。そんな時は、「念入り」モードをセレクトしよう。念入りモードは、縦方向の掃除が終わった後、横方向の掃除をし、結果、部屋を2回掃除してくれる。賢いロボット掃除機とはいえ、1回目の掃除で見逃してしまったゴミはなきにしもあらず。でも、2回目ではきちんと吸い取ってくれるから、ゴミの取り忘れがない。

障害物には弱いと言われるロボット掃除機だが、ある程度の高さがあれば、家具の下でもスイスイと通過していった。だが、一方、段差には慎重で、和室と和室をつなぐ襖のみぞなんかでも、何回も行ったり来たりしながら、安全の確認が取れるまでは絶対に進まないという気の弱さが見られた。おいおい、このくらいの段差はガンガン行っちゃってよー!

和室と廊下のおよそ2cmの段差においては、完全に通行拒否。動きが取れずジタバタしている間に、充電が不足し、あきらめて充電器へ戻ってしまうという結果に。

襖を開けておけば、和室も廊下も一気に掃除ができるというのが一番理想的だけど、小さな段差でつまづいてしまうのであれば、襖をしっかり閉めておいた方がいいかも。そうすれば、Smarboも迷いなく掃除ができる。

一方、階段のように明らかに分かる段差には、毅然と「その先は進みません!」という態度を示し、くるりとターン。勢い余ってうっかり落下、なんてことはないのでご安心を。

東芝「Smarbo VC-RB100(L)」 東芝「Smarbo VC-RB100(L)」

家具の下もスイスイ通過
部屋の中央に置いてある家具には割と大胆に進んでいく

段差は超えられない
わずか2cmの段差でも、段差とわかると仕事を止めてしまう。もう少し強引に進んでくれれば、広範囲の掃除も可能になるのだが……

東芝「Smarbo VC-RB100(L)」

階段前でストップ!
階段前ではピタリと止まる。勢い余って落下なんて心配はナシ!

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