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イベントレポート

生米だけじゃない。“冷やご飯”からもパンができる! 静かになった新「GOPAN」

新「GOPAN」試食会! 今度は“冷やご飯”からもパンができる

“お米”からパンが作れるという画期的機能で大人気となったホームベーカリー「GOPAN(ゴパン)」の2代目モデル「GOPAN SD-RBM1000」(以下、「SD-RBM1000」)が、12月15日よりパナソニックから発売される。初代モデル「GOPAN SPM-RB1000」は、2010年11月に発表されるやいなや(三洋電機から発売)、一時受注を見合わせざるをえなくなるほどの大ヒット商品となり、国内販売累計約16万台を記録した(2011年9月末現在)。「SD-RBM1000」は、その製品の後継機となる。


「SD-RBM1000」では、製パンのプロセスが改良されたほか、“冷やご飯”からでもパンを作れるようになるなど、“お米からパン=GOPAN”へのこだわりがより追求されたものとなっている。その実力を披露すべく、2011年11月2日、東京・八芳園にてパナソニックが記者向けに試食会を開催。早速、進化した新GOPANを目と舌でチェックしてきたので、その様子をレポートする。

米粒から“米パン”が作れるライスブレッドクッカーGOPANの新モデル「SD-RBM1000」。パナソニックからの発売は今回が初めてとなる。想定実売価格は5万円前後。新モデルでは、米粒だけでなく“冷やご飯”からもパンが作れるようになった。本体サイズは358(幅)×387(高さ)×282mm(奥行)、重量は約11.7kg。カラーはホワイトのみ

「新GOPAN」進化のポイントは?

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試食レポートの前に、新GOPAN「SD-RBM1000」の特徴を、進化したポイントを中心におさらいしておこう。

<特徴1>「製パンプロセスの改良」で、より均一なきめのお米食パンができるようになった

「SD-RBM1000」では、従来からある米粒からパンを作る「お米食パンコース」の製パンプロセスが改良された。従来モデルでは1段階だった「練り工程」が2段階になり、さらに、一次発酵後の「ガス抜き工程」も追加された。これにより、米ペーストとグルテンがしっかりなじみ生地の伸びがよくなり、より、キメが細かく均一化されたおいしい米パンができるようになったという。

従来モデルでは、ミルで米をペースト状にしてから「グルテン/イースト」が投入され、その後「ねり」→「成形発酵」→「焼き」へと移行する工程だったが、新製品では「ねり」段階を従来の1段階から2段階に変更、さらに発酵工程途中に「ガス抜き」工程も追加された

<特徴2>「ミルの運転音を低減」など、“使いやすさ”向上

米を砕く際の運転音が、従来の約65dBから60dBに低減されたことも大きな進化点。「SD-RBM1000」ではミルの構造が見直され、米を切削する際に大きな対流を作り材料全体を攪拌できるようになった。これにより、ミルの回転数を減らすことに成功。運転音の低減を実現した。そのほか、パンケースや具の自動投入ケースに高硬度のフッ素コートを採用するなど、さらなる“使いやすさ”が追求されている。

低回転でも同じ切削性能を維持できるミルに改良され、ミル時の運転音が従来の約65dBから約60dBに。写真右、左は新型ミル、右が従来のミル。パンケースの底部に装着して使用する

高硬度のフッ素コートを採用したことで、汚れがこびりつきにくくお手入れしやすくなったという。左が新モデルのパンケース、右が従来のもの

具の自動投入ケース(写真右のような具入り食パンを作る際に使用)もフッ素コートを採用。具の自動投入ケースには、ドライフルーツなどベタ付きが起きやすい具材を入れることが多いので、汚れを落としやすいフッ素コートはありがたい仕様変更だ

<特徴3>“冷やご飯”を使った食パンができる「ごはんパンコース」搭載

自動コースでは、冷やご飯を使って食パンを作れる「ごはんパン」コースが新たに搭載された。これは、炊飯後の白米と小麦粉を混ぜ合わせて食パンを焼き上げるコースで、実はパナソニックのホームベーカリーに搭載されている人気の高い機能。そのため、今回「SD-RBM1000」への搭載が決まったという。

冷やご飯と小麦粉で食パンが作れる「ごはんパンコース」を新搭載。米粒からのパン作りに加え、残り物のご飯が活用できるようになった。会場では、生米からのパンと冷ご飯から作った“ごはんパン”が並んでいた(写真右)。見た目はほとんど変わらないが、味は、生米から作ったパンのほうがお米の味が強く感じられた

試食! ご当地食材と「GOPAN(お米パン)」を組み合わせたレシピを提案

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“ご飯と同じように、お米パンを和食に合わせて食べてほしい”と提案。そのイメージがディスプレイされていた

「GOPAN」は、その製品性能の斬新さだけでなく、発売当初から食料自給率の問題に積極的に取り組む姿勢を見せているのも特徴。今回の試食会でも、農林水産省が支援する食料自給率向上のための団体「フード・アクション・ニッポン」の推進本部事務局事務局長・渋谷哲久氏を招き、食料自給率の向上と、それに対する今後のGOPANの取り組みが紹介された。


渋谷氏は、「パン食傾向が強くなる一方の日本において、現在、食料自給率は約39%と先進国の中でも特に低い。日本の食文化を守るためにも自給率を上げることは大切です」とし、さらに、「GOPANで新しい米消費の形を提案することで、米の消費拡大だけでなく、地産地消、食文化の伝統を守ることにも貢献できる。今後も食育教室や共同キャンペーンなどを行なっていく」と語った。

フード・アクション・ニッポン事務局長 渋谷哲久氏がゲストトーカーとして登場。日本の食料自給率向上の重要性と、GOPANとの連動による今後の取り組みを語った

“つけパン”“のせパン”“まぜパン”など、お米から作るパンならではの食べ方を提案。また、日本各地の“ご当地食材”を使ったお米パンレシピを提案することで豊かな食文化を創造したいとした

会場では、パン・料理研究家の荻山和也さん監修のもと、各都道府県の農家などと協力して生まれた“ご当地食材”を使ったお米パン料理の試食が用意された。「鹿児島県黒豚のキーマカレーと紫芋のGOPANサンド」や「なにわ伝統野菜の玄米GOPANサンド」「北海道産の鮭とジャガイモのチーズプチGOPAN」「信州きのこ味噌風味のそば茶GOPAN」など7種のメニューが登場。“お米パン”でしか味わえない独特のモチモチ感と、原料がお米であることをほのかに感じさせるいい香りに、“ご飯のおかず”のように濃い目の味付けがされたメニューがピッタリ。今回の試食会のようにカナッペ風に並べれば、ホームパーティメニューとしても喜ばれそうだ。

「鹿児島県黒豚のキーマカレーと紫芋のGOPAN」

「なにわ伝統野菜の玄米GOPANサンド」

「高知県産ゆずと生姜のはちみつGOPANブリオッシュ」

「北海道産の鮭とジャガイモのチーズプチGOPAN」

お米パンの食感はモッチモチ。弾力のある独特の歯ごたえは、新しい食文化を生み出しそう。写真左は、茨城県産の抹茶を混ぜ込んだお米パン。抹茶の香りとお米パンの香りが絶妙にマッチ

取材・記事:価格.comマガジン編集部 YZF-MIYU1

※価格.com最安価格は2011年11月9日現在のものです

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