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レビュー

“あっという間にすぐに沸く”でおなじみのハイパワー電気ケトルをレビュー

1450Wですぐに沸く!ティファール「ヴィテス ネオ1L」は買い?

ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」

時代の変化とともに、家に揃う生活家電も大きく変化している。その中でも、近年姿を見ることが少なくなったのが、沸かした熱々のお湯を入れておく保温用電気ポットだ。筆者(30代)が子供だった頃は、一家に1台保温用電気ポットがあるのが当たり前であった。しかし、今は家族形態や生活環境の変化により、常にお湯を用意しておく必要がなくなった。


その代わりに現れたのが、電気ケトル。必要な時に、必要な分量だけお湯を沸かす。そんなスタイルが主流なのだ。そのため、電気ケトルを選ぶ時に重要となるのが“沸くスピード”。そのスピードで人気を博したのが、“あっという間にすぐに沸く”でおなじみのティファールの製品だ。


そのティファールから9月に発売される新製品が、今回紹介する「ヴィテス ネオ1L」。水1Lを約4分20秒、カップ1杯(140ml)を約50秒で沸かすことができるという。発売前のこの製品を借りて、早速、その実力と使用感を確かめてみた。

省エネを実現した構造

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まずは、本体をチェックしていこう。お湯を沸かすという単一機能機なだけに、市場にある電気ケトルと外観に差は感じられない。だが、大きく異なるのがパワー。「ヴィテス ネオ1L」は消費電力が1,450Wとハイパワーなため、素早くお湯を沸かすことができるようになっている。

ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」 ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」

同梱されているのは、ケトル本体と電源プレート。電源プレートの上にケトル本体をセットし、電源をONにすることで作動する。ケトル本体のみでお湯を沸かすことはできない

ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」

電源プレートの裏側は、コードを巻きつけられる構造となっており、設置する場所に合わせてコードの長さを調整できるのが◎

ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」 ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」

コードの長さは約1.3mだが、巻きつけてしまえば右の写真のように短くすることも可能。見た目もスッキリ設置できる

ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」

ケトル本体のサイズは、高さ21×幅24×奥行18cm。質量は約1kgと、水が入っていない状態だと非常に軽い。また、本体プラスチック部分には、抗菌素材「マイクロバン」が練りこまれており、表面に付いた細菌の繁殖を抑え清潔に使用できるほか、ニオイや着色も防いでくれるという

ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」 ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」

水量目盛りはケトルの両サイドにある窓の部分に記されている。最大容量は1Lとなっており、0.5L、0.7L、1Lという3つの目盛りを明記。0.5Lより少ない水量でも使用できるが、100ml以上からの使用を推奨している

ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」

取っ手上部に電源スイッチを搭載。電源プレートの上に置いた後、電源スイッチをONにする(押す)ことで作動が始まる

ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」 ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」

注ぎ口には、「注ぎ口カバー」を装備。ホコリが入るのを防いでくれる。このカバーは、お湯を注ぐ時には自動で開くため、使用時に外すといった手間はない

ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」 ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」

「注ぎ口カバー」は取り外し可能。実は「注ぎ口カバー」の下部にフィルターが搭載されており、注ぎ口から出てくるお湯をろ過してくれているのだ。万が一、ケトル本体に入れた水の中にゴミが入ったとしても、このフィルターがゴミをブロックしてくれるので口に入れるお湯にゴミは混ざらない。さらに、取り外しができるため、洗浄も可能。常に清潔に保つことができる

ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」 ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」

ふたを開ける時には、本体上部にある「ふた開閉ボタン」を押せばよい。サイズも大きくワンプッシュで開くため、非常に便利

ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」 ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」

ふたを閉じる時には、手動でカチッと音がするまでしっかりと押す

ケトル本体の底面にあるシルバーの部分には、「ウルトラポリッシュ」を採用。水アカの付着を抑える効果があるという

お湯を沸かしてみた

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衛生面へのこだわりや使い勝手のよさが満載だということはわかった。では、実際に使用して、電気ケトルとして本当に満足いくものなのかを確かめてみよう。

ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」

0.5Lの水をケトルに入れてみた。ちなみに、ケトルに入れた水は水道水で、水温は3℃

ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」 ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」 ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」

電源プレートの上にケトルを置き、電源スイッチをON。加熱中は、電源スイッチが赤く点灯する。お湯が沸くと、電源スイッチの点灯が消える。0.5Lの水を沸かすのにかかった時間は、2分10秒!

ずっとそばにいて沸くのを待っていると長く感じるが、生活の中で使用するのであれば、むしろ早い。沸騰完了の合図は、電源スイッチの位置が戻る「カチッ」という音か、電源スイッチの色でしか判断できないため、「まだ沸かないだろう」と遠くに離れてしまうと気づかない可能性がある。保温機能がなく、放置すると冷めてしまうので、沸かす時はなるべく近くにいてすぐに使用した方がよいだろう。 ちなみに、水量を変えて沸きあがるまでの時間を計測した結果を明記しておく。

水量 沸きあがるまでの時間
0.5L

2分10秒

0.5L 3分48秒
1L 4分40秒

説明書には、1Lが沸きあがるのに4分20秒と明記されていたが、筆者が試した結果はは4分40秒かかった。ただ、これは、水温や外気温の条件が異なるためと考えてよいだろう。

ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」 ティファール「ヴィテス ネオ 1L KO5011JP」

お湯をカップに注いでみる。手に負荷もかからず、注ぎやすい。注ぎ口から液だれすることもないので、注いだあとにテーブルに水滴が落ちることもなかった

最後まで注ぎきったあとのケトルの中。水滴が表面に残っているだけで、注ぎきれなかったお湯が残るということはなかった。筆者が所有している8年前のケトルは、注ぎきったにもかかわらずお湯が若干残るため、毎回ふたを開けて中に残ったお湯を捨てる必要があるので、最後まできっちり使いきれる構造に感動!

まとめ

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「お湯を沸かすだけのものだから、どれでも大差ないだろう」と思われがちな電気ケトル。確かに、その差はわずかでしかない。だが、実生活で使用していると「もう少し、ここが改善されたらな……」と感じることがある。筆者の場合、使用している電気ケトルが古いため、「ヴィテス ネオ1L」に装備されている注ぎ口のカバーやフィルターが気に入った。想像以上に、ホコリが注ぎ口から入ってしまうものなのだ。そのため、筆者はいつも使用前に一度洗浄してから使用していた。その手間がなくなるのは魅力だ。

そして、本製品の最大のセールスポイントである“沸きあがるまでのスピード”も忘れてはならない。時間計測の数値結果だけをを見るとそれほど早く感じないかもしれないが、確実に早いのは事実だ。筆者の持っている電気ケトルで0.5Lの水を沸かしてたところ、3分20秒もかかったのだ。「ヴィテス ネオ1L」と比べると1分近く遅い。実はこれほど差が出るとは思っていなかったので、この結果には驚いた。大量のお湯を沸かす時にはそれほど気にならないかもしれないが、「ちょっとお茶が飲みたい」という時、つまり、カップ1杯分のお湯が欲しい時には、この差は大きい。案外見落としがちだが、製品によって沸きあがる早さには差があることを認識できた。

また、ティファール製品らしく、プラスチックであっても高級感のある質感なので、見えるところに置いておいてもチープな感じにならないのも素敵。さすが人気シリーズの最上位モデル。見た目、実力、使い勝手ともに非常に優秀な製品である。

ライター/仲村なつ

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