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まるで“BRAVIA”なデスクトップパソコンや初のUltrabookも 

ソニーらしさに磨きをかけたVAIO 2012年夏モデル

ソニーらしさに磨きをかけたVAIO 2012年夏モデル

本日、ソニーからVAIOの2012年夏モデルが発表された。今年の夏モデルでは、一体型ボードPC「VAIO L」シリーズを大幅リニューアルしたほか、モバイルPCのラインアップを整理し、新たにソニー初のUltrabook「VAIO T」シリーズを投入するなど、かなり力の入ったラインアップ構成となっている。また、競業他社よりやや遅れたこのタイミングでの発表ということで、多くのモデルにインテルの最新CPU“Ivy Bridge”を搭載している点も大きな特徴だ。今回は、その中でも特に注目の「VAIO L」「VAIO T」「VAIO E」シリーズを中心に紹介していこう。

夏モデルはラインアップを大幅整理。スマホライクに使える新機能も

まずは、この夏のVAIO新モデルの全体について簡単に紹介しよう。

この夏発売されたVAIOは、デスクトップパソコンが「VAIO L」と「VAIO J」の2シリーズ、ノートパソコンが、「VAIO T」「VAIO S」「VAIO Z」「VAIO E」の4シリーズとなる。従来のラインアップにあった「VAIO F」と「VAIO Y」が「VAIO E」に統合され、新たに同社初のUltrabook「VAIO T」がラインアップに加わっている。なお、今回のラインアップ整理により、テレビ機能を持ったノートパソコンが姿を消している。高いAV性能をウリにしたVAIOのラインアップで、テレビ機能を搭載するモデルがデスクトップパソコンのみになったのは少々残念だが、これについては、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が発売するネットワークレコーダー「nasne(ナスネ)」と連携し、テレビ視聴や録画ができる「VAIO TV With nasne」が今後担っていく予定だという。

VAIO TV With nasne

「nasne(ナスネ)」と連携し、テレビ視聴や録画ができる「VAIO TV With nasne」が利用できるようになるため、今年の夏モデルからはテレビ機能を搭載するノートパソコンがラインアップから消えた

機能面では、スマートフォンやタブレット端末のように、液晶を開くだけで高速にレジュームから復帰してすぐに使え、省エネ性能にもすぐれる「Rapid Wake + Eco(Rapid Wake)」という新機能がトピックだ。この機能は、インテルの「Rapid Start Technology」と、ソニー独自のデータ保護ソリューションや省エネ技術により実現されている。同機能を搭載することで、OSのスリープ時と同じレスポンスを維持しつつ、データ消失のリスクを低減し、スリープモード時よりも格段に長いバッテリー持続を実現できるという。同社によると、新しい「VAIO Z」では、スリープ状態でも最長160日ものバッテリー持続を達成しているという。なお、一部の夏モデルでは、バッテリーの長時間持続を省いた「Rapid Wake」のみの対応となる。

また、ソニーならではの技術が数多く実装されている点も今年の夏モデルの特徴といえる。今までのVAIOでも、ソニーならではの技術を搭載したものはあったが、この夏モデルではさらに一歩踏み込んだものになっているのだ。たとえば、音質面でいうと、小型のスピーカーでも迫力ある音を楽しめる「xLOUD」や、内蔵スピーカーで自然なサウンドを実現する「Clear Phase」が新たに実装された(一部機種を除く)。これは、ソニーが「Xperia」や「ウォークマン」で培った技術だ。また、Webカメラも、「サイバーショット」や「α」などでおなじみの高性能センサー“Exmor”のブランドを冠した「Exmor for PC」へと進化(一部機種を除く)。暗所での画質が向上しているという。

まるで“BRAVIA”なデスクトップパソコン「VAIO L」シリーズ

VAIO L

新しい「VAIO L」シリーズ。本体内部のレイアウトなどを見直したことで、従来モデルと同じ画面サイズを維持しつつ、本体はコンパクトになっている

この夏のVAIOで一番大きな進化を遂げているのが大画面液晶一体型のAVPC「VAIO L」シリーズだ。今回のリニューアルでは、「VAIO L」シリーズの特徴であるテレビ機能に、液晶テレビ「BRAVIA」の技術を融合。高画質エンジン「X-Reality」を新たに搭載し、PCとは思えない高画質を実現しているのだ。もちろん、ただ高画質化しただけでなく、OSを起動せずにテレビを視聴できる「スグつくTV」のユーザーインターフェイスや番組表を「BRAVIA」と同じものにするなど、使い勝手の面でも細部まで「BRAVIA」ライクになっているのだ。


さらに、最上位モデルのみだが、レンチキュラーレンズを用いたグラスレス3Dに対応したのもトピックだ。3Dを最適に表示するためにWebカメラを使った顔認識技術を使用しているため、大画面を生かした迫力ある3D映像を1人でしか視聴できないのは少々残念だが、専用メガネをかけずに3D立体視を楽しめる点はうれしい。このほか、液晶画面のタッチ操作にも対応。最大10点までのマルチタッチ操作が可能となっている。

X-Reality 画質

「VAIO L」に搭載されている高画質エンジン「X-Reality」

左が新型「VAIO L」、右が旧世代「VAIO L」の画質だ。液晶の発色やコントラストがまったく異なるのがわかる。ちなみに、新型の「VAIO L」では、テレビチューナーもBRAVIAとまったく同じものを採用。液晶パネルは、製品ごとの画質ムラをなくすため、出荷前に1台ずつホワイトバランス調整を行っているという

スグつくTV スグつくTV

)「スグつくTV」のユーザーインターフェイスは、「BRAVIA」と同じ「NUX Menu」。番組表も「BRAVIA」と同じデザインだ

リモコン

リモコンも「BRAVIA」のリモコンに近いレイアウトを採用するなど、徹底的にこだわっている

フルフラットデザインを採用するVAIO初のUltrabook「VAIO T」シリーズ

VAIO L

ソニー初のUltrabook「VAIO T」シリーズ。11.6型ワイドと13.3型ワイドの2つの画面サイズがラインアップされる

パソコンメーカー各社がUltrabookを市場に投入する中、ソニーからも同社初となるUltrabookが「VAIO T」シリーズとしてついに発売される。ラインアップは、11.6型ワイドと13.3型ワイドの2種類が用意される。


最大の特徴はそのボディデザイン。Ultrabookでは、より薄くシャープなデザインに見えるようにするため、楔型のボディを採用しているモデルが多い。しかし、これらの楔型ボディでは、薄さを追求するあまりにUSBやLANといったインターフェイスが犠牲になり、使い勝手を損なってしまう。そこで、「VAIO T」シリーズでは、「VAIO S」や「VAIO Z」で採用実績のあるフルフラットボディを採用。携帯性と豊富な接続ポートの確保の両立を実現している。

性能面では、SSDとHDDとのハイブリッドストレージを採用。「Intel Smart Response Technology」により、SSDの高速レスポンスと、HDDの大容量記憶容量の両立を実現している。このほか、「Rapid Wake + Eco」も装備。スリープ状態で最大約30日のバッテリー持続を実現している。

フルフラットデザイン インターフェイス

本体はフルフラットデザインを採用。天板には、ヘアラインを施したアルミを採用している

Ultrabookでは搭載が難しいと思われていたアナログRGB端子や有線LANポートもフル装備している

デザインを全面リニューアルしたホームノート「VAIO E」シリーズ

「VAIO F」シリーズと「VAIO Y」シリーズを統合したことで、VAIO一の大所帯となった「VAIO E」シリーズ。AMDプラットフォームを採用する11.6型ワイド、インテルプラットフォームを採用する14型ワイド、15.5型ワイド、17.3型ワイド(オーナーメイドモデル限定)の幅広い画面サイズのラインアップが用意されている。

従来の「VAIO E」シリーズは、VAIOノートパソコンの特徴的なデザイン「シリンダーデザイン」を採用していたが、今回の夏モデルからはそのデザインを一新。シリーズ共通のデザインコンセプトとして、筐体を包み込むような「ラップデザイン」を新たに採用している。ボディカラーはブラック、ホワイト、ピンクの全3色(17.3型ワイドモデルはブラックとホワイトのみ)。

なお、14型ワイドのみ、プレミアムモデル「VAIO Eシリーズ14P」が設定される。プレミアムモデルでは、筐体側面やキーボードなどにアクセントカラーを採用したほか、筐体の一部にアルミニウム素材を採用することで、高級感のあるデザインに仕上げている。

VAIO E 画面サイズのラインアップ

夏モデルでフルリニューアルを果たした「VAIO E」。11.6型ワイド、14型ワイド、15.5型ワイド、17.3型ワイドの豊富な画面サイズがラインアップされている

VAIO Eのボディカラー VAIO Eシリーズ14P

ボディカラーはブラック、ホワイト、ピンクの全3色。なお、11.6型ワイドのホワイトのみ、天板が光沢塗装となる

14型ワイドのプレミアムモデル「VAIO Eシリーズ14P」。筐体側面やキーボードのサイド、タッチパッドの周囲にアクセントカラーを採用している

記事:価格.comマガジン編集部 金さん(^・x・^)

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