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ガラケー機能と最高の処理性能を備えたau初のAndroid 4.0スマホ 

HTCが日本向けに作った本気作「HTC J ISW13HT」

auは2012年4月20日、Androidスマートフォンの最新機種として「HTC J ISW13HT」(HTC製、以下HTC J)を発表した。従来のHTCのイメージを一新する明るいカラーのボディに、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信のガラケー機能を搭載。1.5GHz駆動のデュアルコアCPUに、高速通信可能なWiMAX、最新OSのAndroid 4.0を組み合わせた非常に盛りだくさんの内容だ。しかも、端末価格は新規契約で24,000円台と、出血ものの価格設定がなされている。今回は、そんなHTCの意欲作「HTC J ISW13HT」を製品発表会で触ってみたインプレッションレポートをお届けしよう。

今までのHTCの殻を破った、機能満載な日本国内向けモデル「HTC J ISW13HT」

Android 4.0にWiMAX、そしてガラケー機能も完備する「HTC J」

「HTC J」は、グローバルモデル「HTC One S」をベースにした、日本国内向けモデルだ。ボディサイズは約66(幅)×132(高さ)×10(厚さ)mmで、重量は約142g。ディスプレイは540×960のQHD表示に対応する4.3型有機ELパネルが搭載される。

日本国内向けモデルということで、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信のいわゆるガラケー機能を完備。カラーバリエーションは、定番のブラックに加えて、ホワイトとレッドも用意されている。

手にしたボディは、適度な丸みがあり、少々大きめながら手によくなじむ。海外メーカー製のスマートフォンは、黒くてごつごつしたものが多いが、「HTC J」は、明るくポップなカラーが異色だ。今までのHTC製スマートフォンにあった硬派な雰囲気が一掃され、国内メーカー製スマートフォンのようなやわらかい雰囲気を備えている。

しかし、外観はいたって柔和であるものの、肝心の処理性能はかなりの本格派だ。まず、通信機能として、従来からの3G通信に加えて、高速回線WiMAXにも対応しており、Wi-Fiテザリングも行える。搭載されるCPUは、1.5GHzで駆動するデュアルコアCPU「MSM8660A」で、1GBのワーキングメモリーと16GBの内蔵ストレージを搭載。さらに8GBのmicroSDHCメモリーカードが同梱されている。

発表会会場で短時間さわっただけでの印象だが、サムスンの「GALAXY S II WiMAX」やソニー・エリクソンの「Xperia acro HD」など、最新・最速クラスのスマートフォンと同等かそれ以上の軽快なレスポンスを実現しているという印象を受けた。

ボディカラーは、ブラック、レッド、ホワイトの3色。レッドとホワイトは、ラメ入りできらきらと輝く。ボディは従来のHTCとは異なり樹脂製となっている。なお、ベースモデルの「HTC One S」で使われていた表面の特殊処理「MicroArcOxidation (MAO)」は使われていない

ベースとなっている「HTC One S」は厚さが約7.8mmだったのに対して「HTC J」の厚さは約10mmなので、ボディは少々厚くなっている。左側に見えるカバーはmicroUSBポート用のもの。ポートをカバーで覆うのも日本市場に向けた最適化のひとつ

上側面のヘッドホン端子もカバーで覆われている

視野角や発色のよさが魅力の有機ELパネルを採用。テキストを表示させると少々にじみを感じるなど有機ELの癖もあるが、写真や動画などをきれいに表示できる点は魅力

内蔵するバッテリーは1810mAhというかなりの大容量。連続通話時間は約560分、連続待ち受け時間は約310時間となっている

OSにはAndroid 4.0.3を採用。auとしては初のAndroid 4.0搭載機だ

搭載されるAndroid 4.0はかなりカスタマイズがなされているようで、リファレンス機の「GALAXY NEXUS」のインターフェイスとはだいぶ異なっていた

正面のボタンは、左「バック」、中央「ホーム」、右「タスク」の並び。Android 4.0の標準インターフェイスに準拠している

99枚の連写も可能。デジカメ不要を目指した本格的カメラ機能を搭載

本機は、カメラ機能も大きな特徴となっている。メインカメラは、800万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサーと、F 2.0という大口径レンズを組み合わせており、高感度撮影に強い。また、フラッシュの光量も5段階の調節が行える。カメラの起動にかかる時間は0.7秒、オートフォーカスの合焦にかかる時間は0.2秒という軽いフットワークで、シャッターチャンスを逃さずに撮影が行える。加えて、最大99枚の連写も可能だ。

約800万画素のCMOSセンサーを採用したメインカメラ。F2.0の大口径レンズとの組み合わせることで、暗い場所、動く被写体、逆光といった難しいシチュエーションでもきれいな写真を撮影できる

複数の写真を合成して、適切な輝度の映像を合成するHDR機能も搭載。肉眼に近い印象の写真を作成できる

動画を撮影しながら、フルサイズの静止画の撮影も行える、また、撮影した動画を再生しながら静止画を抜き出すことも可能

同梱されるヘッドホンと組み合わせることで、原音に近いサウンドを再現できる「Beats by Dr.Dre Audio」機能を搭載している。なお、このヘッドホンはワンセグのアンテナも兼用している

彗星のように現れたAndroid 4.0世代のスマートフォンの本命

HTCというと、これまではAndroidのマニアたちに熱狂的に支持される、知る人ぞ知る通好みのメーカーという印象が強かった。しかし、本機は、HTCの美点である練られた操作性と高いソフトウェア開発能力といった魅力を受け継ぎつつも、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、明るくポップなボディカラーといった、国内メーカー製スマートフォンのお株を奪う日本国内市場を強く意識した設計となっており、マニアからエントリーユーザーまでに幅広い層にマッチする間口の広さを備えている。

競合モデルは、サムスンの「GALAXY S II WiMAX」になるだろうが、ディスプレイの解像度がQHDと少々劣るところを除けば(GALAXY S II WiMAXはHD表示に対応)、その他のスペックではこちらに軍配が上がる。

これだけの内容を備えながら、新規契約の市場想定価格は24,000円台になると見られており、価格の面でも競合機種の半額、それ以下に抑えられる見通しだ。正直、この価格でこの内容は驚異的といってよい。5月下旬の発売予定日が待ち遠しい1台だ。

記事・取材 価格.comマガジン編集部/党員四號

週末が近づくと首および肩のコリがひどくなる。土日にリフレッシュしてまた月曜から徐々にコリがたまる、ここ数年これがエンドレスで続く。買おうか買うまいか検討しているのは、パナソニックの電気治療器「EW6021P」。しゃれっ気皆無で本気の医療機器っぽい外見が、いかにも効きそうで心をくすぐる。

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