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HTCのグローバルスマートフォンが国内お披露目! 

クアッドコアCPU搭載「HTC One X」など3機種レポート

世界的スマートフォンメーカーであるHTCは、2012年3月27日に日本国内のプレス向けに製品発表会を行った。今回披露されたのは、2月下旬にスペイン・バルセロナで開催されたモバイル関連見本市「MWC 2012」に出品されたAndroidスマートフォン「HTC One」シリーズ3機種だ。今回お披露目された端末が、日本国内のキャリアで取り扱かわれるかは不明だが、近い将来登場することを願いつつ、その特徴を紹介しよう。

高品質のボディと高い処理能力、そして使い勝手のよいソフトウェアというHTCの得意分野に加え、カメラや音楽再生などのマルチメディア性能にも、今まで以上に力が入れられている「HTC One」シリーズ

クアッドコアCPUとHD液晶の超ハイスペック機を揃える「HTC One」シリーズ

「HTC One」シリーズは、HTCのスマートフォンの新たな統一ブランド。シリーズの特徴のひとつには、高いカメラ性能があげられる。高感度撮影に強い裏面照射型CMOSイメージセンサーと、F値 2.0という、モバイル機器としては珍しい大口径のレンズを組み合わせることで、高い光学性能を実現している。また、使い勝手についても毎秒4コマの連写機能や、動画撮影と静止画撮影を同時に行えるなど、デジカメ専用機に近い性能を持っている。

オーディオ機能も強化され、「Beats By Dr.Dre Audio」社が開発したデジタルオーディオのコーデックが搭載されている。これを使えば、内蔵メモリーに保存した音楽データや、YouTubeなどのWebの音楽データなどをより高音質で再生することが可能だ。

ソフトウェアの面では、最新のAndroid 4.0(コードネーム「Ice Cream Sandwich」)が採用されている。HTC自慢のホームアプリも最新バージョンの「HTC Sense 4.0」が搭載される。「HTC Sense 4.0」には、オンラインストレージサービス「Dropbox」が組み込まれており、「HTC One」のユーザーなら25GB の容量を2年間無料で使うことが可能だ。

このように、従来のHTC端末でも定評のあった、質の高いボディや処理能力に加えて、カメラやオーディオ再生のような使用頻度の高いマルチメディア機能にも力が入れられているのが「HTC One」シリーズの特徴となっている。

Android 4.0で変更された操作ボタン。「メニュー」が廃止され、新たに「タスク」に入れ替わっている

「Beats By Dr.Dre Audio」コーデックを内蔵し、内蔵メモリーやYouTubeなどさまざまな音楽データを高音質で再生可能。「Beats By Dr.Dre Audio」使用時には通知バーの左上に赤いアイコンが表示される

裏面照射型CMOSイメージセンサーと、開放F値2.0の大口径レンズを組み合わせたカメラを搭載。静止画と動画の撮影を同時に行える

4.7型HD液晶とクアッドコアCPU搭載の「HTC One X」

今回発表された「HTC One」シリーズの中では、最上位機種に位置づけられるのが「HTC One X」だ。搭載される4.7型の液晶ディスプレイは、HTC初の720×1280のHD表示に対応。CPUは1.5GHzで動作する「NVIDIA Tegra 3 Super 4-Plus-1 クアッドコア」。1GBのワーキングメモリー(RAM)と32GBの大容量ストレージを搭載するなど、最新スペックが惜しげもなく投入されている。

ただ、こうしたハイスペックの影響か、ボディはかなり大きい。本体サイズは、約69.9(幅)×134.36(高さ)×8.9(厚さ)mmで、重量は約130gあり、同じくAndroid 4.0を採用する「GALAXY NEXUS SO-04D」と比較しても、さらにプラス2mm強の横幅がある。ただ、軽量なポリカーボネート製ボディということもあり、重量についてはさほど重くはない。

なかでも目を引くクアッドコアCPUの処理性能だが、体感速度は確かに高速だが、デュアルコアCPU搭載機と比べた優位性は少し触っただけではよくわからなかった。説明員の話では、Android 4.0はOSレベルでマルチコアCPUに対応しているが、処理能力を十分に活用するにはアプリ側も対応が必要になるという。なお、搭載されるバッテリーは1800mAhとかなりの大容量だが、取り外しは行えない。

今回展示されていたモデルは、メニュー周りなどは日本語化されているが、日本語入力プログラムはインストールされていなかった。通信方式は、HSPAおよびWCDMA に対応しており、microSIMを挿して使う。なお、派生モデルとして、LTE対応版の「HTC One XL」も用意されるが、こちらはチップセットが「Snapdragon S4」となり、1.5GHzで動作するデュアルコアCPUが採用される。

4.7型の液晶ディスプレイは、HTCとしては初のHD表示に対応

ボディは約69.9mmという横幅でかなり大きい。ただポリカーボネート製のボディのため、重量はそれほど重くはない

厚さは約8.9mmで、表面積の割にはかなり薄い

カラーバリエーションはホワイトのほかブラックも用意。ホワイトのつるつるした表面処理に対して、ブラックはマット処理されている

4.3型QHDディスプレイとデュアルコアCPUを搭載する「HTC One S」

今回発表された3機種の中では、ミドルレンジに位置するのが「HTC One S」だ。ボディサイズは、約65(幅)×130.9(高さ)×7.8(厚さ) mmで、重量は約119.5gとなっている。展示機のディスプレイは、540×960のQHD表示に対応する4.3型有機ELパネルだったが、このあたりは通信キャリアによって仕様が変更される可能性がある。本機は、アルミを使ったユニボディが採用されるが、ブラックモデルの表面には「MicroArcOxidation (MAO)」という特殊処理が施されており、従来のアルマイト処理の4倍以上の硬度を備える。手にした質感は、金属というよりセラミックといった感じで、個性的かつ高い質感が印象的だ。

搭載されるCPUは、1.5GHzで動作するデュアルコアCPU「Snapdragon S4 MSM8260A」で、ワーキングメモリーは1GB、ストレージは16GBとなっている。

今回展示された「HTC One S」は、QHD対応の4.3型有機ELディスプレイが採用されていた。ボディは、アルミを使ったユニボディ構造で非常に高い剛性感を持っている

カラーバリエーションはブラックとブルーグレー2色の設定。特殊処理「MicroArcOxidation (MAO)」は、左側のブラックモデルに使われている

HTCのスマートフォンとしては最薄の7.9mmという薄型ボディ

QHD対応の有機ELディスプレイは非常に鮮明な映像

3.7型有機EL採用のコンパクトモデル「HTC One V」

3.7型の有機ELパネルを備えた「HTC One V」は、約59.7(幅)×120.3(高さ)×9.24(厚さ)mmのボディサイズで、重量は約115gという小型・軽量が特徴だ。特に、60mmを切る横幅は、女性でも持ちやすいサイズである。本機もアルミ製のユニボディ構造で、手にしたときの剛性感は非常に高い。なお、ディスプレイの解像度は480×800のWVGA表示に対応している。

搭載されるCPUは、1GHzで駆動するシングルコアCPU「MSM8255」。512MBのワーキングメモリーと4GBのストレージが組み合わされている。Android 4.0端末の多くが、デュアルコアCPUと1GBのメモリーを採用しているため、スペックの面でやや不利な面はあるが、ごく短時間触った印象では、マルチコアCPU機には劣るものの、処理速度では実用に足るレベルは確保されているようだ。

60mmを切るコンパクトな横幅が特徴。女性でも持ちやすいサイズといえる

くの字に折れ曲がった下側面部分がデザイン上の特徴。アルミ製ユニボディで質感は高い

本機のカメラは裏面照射型CMOSだが、画素数は500万画素となっている

日本専用モデルがKDDIより登場予定

スペイン・バルセロナで開かれた「MWC 2012」では、今回紹介した「HTC One」シリーズだけでなく、HTCとKDDIとの間で、日本国内専用スマートフォンを作ることも発表されている。今回、日本専用モデルについての発表はなかったが、「HTC One」シリーズのエッセンスが搭載される可能性は高いといえよう。

HTCはもともと、ボディ、処理速度、ソフトウェア、旧モデルもフォローするバージョンアップ実績といった部分では評価が高いものの、日本国内ではなじみの薄いメーカーということもあり、使うユーザーを選ぶ部分もあった。しかし、「HTC One」シリーズは、裏面照射型CMOSイメージセンサーとF値2.0の大口径カメラや、「Beats By Dr.Dre Audio」コーデック採用の音楽再生機能など、マルチメディア要素も強化されており、日本国内で発売しても受け入れられそうだ。また、KDDIから登場する予定の日本国内モデルでは、なんらかのガラケー機能も搭載される可能性がある。

最上位機種の「HTC One X」からコンパクトな「HTC One V」まで幅広いバリエーションモデルが今回紹介されたが、いずれの端末がベースになっても、魅力的な端末に仕上がると思われる。

記事・検証 価格.comマガジン編集部/党員四號

私物のカメラが限界と、先日書いたばかりだが、裏ブタが閉まらない、バッテリーが4時間くらいしか持たない、SIMの接触不良か知らないがデータ通信や通話もままならないなどスマホもヤバく、小生の普通預金の残高いじめは最近陰湿さを増している。加えて言うなら、冷蔵庫と洗濯機も最近挙動不審だ。しばらく醤油or食塩ご飯、または業務用スーパーの安物パスタで糊口をしのぐデス。

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