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【2012年2月版】インテル&AMDの最新CPUをすべて網羅! 

プラットフォーム別 CPU&チップセット完全ガイド

プラットフォーム別 CPU&チップセット完全ガイド

パソコンの性能を決めるもっとも重要なパーツであるCPU。2011年は、インテル・AMDともに新設計のCPUを投入し、CPUのプラットフォームも大幅に変わった。最近は、CPUにGPU機能を内蔵した製品が多くなってきており、同じプラットフォームでも、チップセットにより使える機能に大きな違いが出てきている。本稿では、そんな最新CPUに対応したプラットフォームの特徴や違いを解説するとともに、対応CPUを一挙紹介する。

インテルプラットフォーム

2011年、パソコン向けCPUのシェアNo.1のインテルは、Sandy Bridgeマイクロアーキテクチャーを採用するCPUを投入。プラットフォームは、ローエンドからハイエンドまでを幅広くカバーする「LGA1155」と、ウルトラハイエンド向けの「LGA2011」の2種類となっている。


LGA1155プラットフォーム

2011年1月に登場した主力のプラットフォーム。CPUは、2000番台のプロセッサーナンバーが付いている主力の「Core i7」「Core i5」「Core i3」のほか、エントリー向けの「Pentium」、ローエンド向けの「Celeron」もカバーする。チップセットは、「インテル6シリーズチップセット」で、チップセットにより、CPU内蔵GPU機能や、各種オーバークロック機能、SATA 3.0(SATA 6Gbps)のサポートが異なる。

特徴

・GPUを内蔵したCPUを使える(P67 Expressチップセットを除く)

・安価でCPU性能の高いマシンを組める

・消費電力が比較的低い


対応チップセット

コンシューマー向けのチップセットとしては、「Z68 Express」「P67 Express」「H67 Express」「H61 Express」が用意されている。「P67 Express」はCPU内蔵GPUには非対応だが、倍率可変によるCPUのオーバークロックや、CPU側のPCI Express x16レーンの分割に対応。「H67 Express」は「P67 Express」とまったく逆で、CPU内蔵GPUには対応するが、倍率可変によるCPUのオーバークロックやCPU側のPCI Express x16レーンの分割には非対応となる。「Z68 Express」は、CPU内蔵GPUや倍率可変によるCPUのオーバークロック、CPU側のPCI Express x16レーンの分割のいずれも対応した“全部入り”のタイプで、SSDをHDDのキャッシュとして使用できる「Intel Smart Response Technology」も利用できる。「H61 Express」は、「H67 Express」からSATA 3.0(SATA 6Gbps)を省いた廉価版という位置づけだ。

LGA1155 CPU+P67 Expressのブロックダイアグラム LGA1155 CPU+H67 Expressのブロックダイアグラム

LGA1155 CPU+P67 Expressのブロックダイアグラム

LGA1155 CPU+H67 Expressのブロックダイアグラム

LGA1155 CPU+Z68 Expressのブロックダイアグラム

LGA1155 CPU+Z68 Expressのブロックダイアグラム

インテル6シリーズチップセットの機能比較

チップセット Z68 Express P67 Express H67 Express H61 Express
CPU内蔵GPU対応 ×
PCIe 2.0レーン数 16レーン(x8+x8への分割も可) 16レーン(x8+x8への分割も可) 16レーン 16レーン
最大メモリースロット数 4 4 4 2
SATA 6Gbps 2ポート 2ポート 2ポート -
Intel Smart Response Technology - - -


CPUラインアップ

LGA1155 CPU

LGA1155プラットフォームに対応するCPUは、「Core i5 2550K」と「Core i5 2380P」を除く全てのモデルがGPU内蔵のCPUとなる。なお、内蔵GPUの種類は「Intel HD Graphics 3000」「Intel HD Graphics 2000」「Intel HD Graphics」の3種類があり、ハードウェアエンコードをサポートする「Quick Sync Video」は、「Intel HD Graphics 3000」「Intel HD Graphics 2000」でしか利用できないので注意が必要だ。対応メモリーは、「Core i7」「Core i5」「Core i3」と「Pentium」の一部がDDR3-1333対応、そのほかはDDR3-1066対応となる。なお、プロセッサーナンバー末尾に“K”がつくモデルは、倍率可変によるCPUのオーバークロックが可能だ。

LGA1155 CPUラインアップ

型番 コア数/
スレッド数
動作クロック
(Turbo Boost時)
内蔵GPU キャッシュ容量 OC
対応
メモリー TDP 価格.com
最安値
Core i7 2700K 4/8 3.5GHz(3.9GHz) Intel HD Graphics 3000 L2キャッシュ
256KB×4
L3キャッシュ
8MB
Dual Channel DDR3-1333 95W 24,779
Core i7 2600K 4/8 3.4GHz(3.8GHz) Intel HD Graphics 3000 L2キャッシュ
256KB×4
L3キャッシュ
8MB
Dual Channel DDR3-1333 96W 22,145
Core i7 2600 4/8 3.4GHz(3.8GHz) Intel HD Graphics 2000 L2キャッシュ
256KB×4
L3キャッシュ
8MB
- Dual Channel DDR3-1333 95W 22,799
Core i7 2600S 4/8 2.8GHz(3.8GHz) Intel HD Graphics 2000 L2キャッシュ
256KB×4
L3キャッシュ
8MB
- Dual Channel DDR3-1333 65W 23,816
Core i5 2550K 4/4 3.4GHz(3.8GHz) なし L2キャッシュ
256KB×4
L3キャッシュ
6MB
Dual Channel DDR3-1333 95W
Core i5 2500K 4/4 3.3GHz(3.7GHz) Intel HD Graphics 3000 L2キャッシュ
256KB×4
L3キャッシュ
6MB
Dual Channel DDR3-1333 95W 16,970
Core i5 2500 4/4 3.3GHz(3.7GHz) Intel HD Graphics 2000 L2キャッシュ
256KB×4
L3キャッシュ
6MB
- Dual Channel DDR3-1333 95W 16,315
Core i5 2500S 4/4 2.7GHz(3.7GHz) Intel HD Graphics 2000 L2キャッシュ
256KB×4
L3キャッシュ
6MB
- Dual Channel DDR3-1333 65W
Core i5 2500T 4/4 2.3GHz(3.3GHz) Intel HD Graphics 2000 L2キャッシュ
256KB×4
L3キャッシュ
6MB
- Dual Channel DDR3-1333 45W
Core i5 2405S 4/4 2.5GHz(3.3GHz) Intel HD Graphics 3000 L2キャッシュ
256KB×4
L3キャッシュ
6MB
- Dual Channel DDR3-1333 65W 17,183
Core i5 2400 4/4 3.1GHz(3.4GHz) Intel HD Graphics 2000 L2キャッシュ
256KB×4
L3キャッシュ
6MB
- Dual Channel DDR3-1333 95W 15,250
Core i5 2400S 4/4 2.5GHz(3.3GHz) Intel HD Graphics 2000 L2キャッシュ
256KB×4
L3キャッシュ
6MB
- Dual Channel DDR3-1333 65W 15,230
Core i5 2390T 2/4 2.7GHz(3.5GHz) Intel HD Graphics 2000 L2キャッシュ
256KB×2
L3キャッシュ
3MB
- Dual Channel DDR3-1333 35W
Core i5 2380P 4/4 3.1GHz(3.4GHz) なし L2キャッシュ
256KB×4
L7キャッシュ:6MB
- Dual Channel DDR3-1333 95W
Core i5 2320 4/4 3.0GHz(3.3GHz) Intel HD Graphics 2000 L2キャッシュ
256KB×4
L7キャッシュ:6MB
- Dual Channel DDR3-1333 95W 14,840
Core i5 2310 4/4 2.9GHz(3.2GHz) Intel HD Graphics 2000 L2キャッシュ
256KB×4
L7キャッシュ:6MB
- Dual Channel DDR3-1333 95W 14,575
Core i5 2300 4/4 2.8GHz(3.1GHz) Intel HD Graphics 2000 L2キャッシュ
256KB×4
L7キャッシュ:6MB
- Dual Channel DDR3-1333 95W 15,909
Core i3 2130 2/4 3.4GHz Intel HD Graphics 2000 L2キャッシュ
256KB×2
L3キャッシュ
3MB
- Dual Channel DDR3-1333 65W 11,548
Core i3 2125 2/4 3.3GHz Intel HD Graphics 3000 L2キャッシュ
256KB×2
L3キャッシュ
3MB
- Dual Channel DDR3-1333 65W 11,238
Core i3 2120 2/4 3.3GHz Intel HD Graphics 2000 L2キャッシュ
256KB×2
L3キャッシュ
3MB
- Dual Channel DDR3-1333 65W 9,700
Core i3 2120T 2/4 2.6GHz Intel HD Graphics 2000 L2キャッシュ
256KB×2
L3キャッシュ
3MB
- Dual Channel DDR3-1333 35W  
Core i3 2105 2/4 3.1GHz Intel HD Graphics 3000 L2キャッシュ
256KB×2
L3キャッシュ
3MB
- Dual Channel DDR3-1333 65W 10,950
Core i3 2100 2/4 3.1GHz Intel HD Graphics 2000 L2キャッシュ
256KB×2
L3キャッシュ
3MB
- Dual Channel DDR3-1333 65W 9,575
Core i3 2100T 2/4 2.5GHz Intel HD Graphics 2000 L2キャッシュ
256KB×2
L3キャッシュ
3MB
- Dual Channel DDR3-1333 35W
Pentium G860 2/2 3.0GHz Intel HD Graphics L2キャッシュ
256KB×2
L3キャッシュ
3MB
- Dual Channel DDR3-1333 65W 7,367
Pentium G850 2/2 2.9GHz Intel HD Graphics L2キャッシュ
256KB×2
L3キャッシュ
3MB
- Dual Channel DDR3-1333 65W 6,568
Pentium G840 2/2 2.8GHz Intel HD Graphics L2キャッシュ
256KB×2
L3キャッシュ
3MB
- Dual Channel DDR3-1333 65W 6,978
Pentium G630 2/2 2.7GHz Intel HD Graphics L2キャッシュ
256KB×2
L3キャッシュ
3MB
- Dual Channel DDR3-1066 65W 5,310
Pentium G630T 2/2 2.3GHz Intel HD Graphics L2キャッシュ
256KB×2
L3キャッシュ
3MB
- Dual Channel DDR3-1066 35W 5,979
Pentium G620 2/2 2.6GHz Intel HD Graphics L2キャッシュ
256KB×2
L3キャッシュ
3MB
- Dual Channel DDR3-1066 65W 4,968
Pentium G620T 2/2 2.2GHz Intel HD Graphics L2キャッシュ
256KB×2
L3キャッシュ
3MB
- Dual Channel DDR3-1066 35W 6,780
Celeron G540 2/2 2.5GHz Intel HD Graphics L2キャッシュ
256KB×2
L3キャッシュ
2MB
- Dual Channel DDR3-1066 65W 4,290
Celeron G530 2/2 2.4GHz Intel HD Graphics L2キャッシュ
256KB×2
L3キャッシュ
2MB
- Dual Channel DDR3-1066 65W 3,159
Celeron G530T 2/2 2.0GHz Intel HD Graphics L2キャッシュ
256KB×2
L3キャッシュ
2MB
- Dual Channel DDR3-1066 35W
Celeron G460 1/2 1.8GHz Intel HD Graphics L2キャッシュ
256KB
L3キャッシュ
1.5MB
- Dual Channel DDR3-1066 35W 2,969
Celeron G440 1/1 1.6GHz Intel HD Graphics L2キャッシュ
256KB
L3キャッシュ
1MB
- Dual Channel DDR3-1066 35W 2,835


LGA2011プラットフォーム

LGA1366を置き換えるハイエンド向けの最新プラットフォーム。対応CPUは3000番台のプロセッサーナンバーが付いている「Core i7」で、対応チップセットは「X79 Express」となる。なお、同プラットフォームを利用するには、GPUが別途必要となる。

特徴

・最大6コアの高性能CPUを使える

・2つのGPUを使ったマルチGPUもフルスペックで利用できる

・広大なメモリー帯域を活用できる


対応チップセット

対応チップセットは「X79 Express」のみ。従来のノースブリッジとサウスブリッジの2チップ構成から「PCH」(Platform Control Hub)の1チップ構成になっている。I/O周りは、インテルのハイエンド向けプラットフォームとして初めてSATA 3.0(SATA 6Gbps)をサポートしたのが特徴だ。なお、USB 3.0には非対応となっている。

LGA2011 CPU+X79 Expressのブロックダイアグラム

LGA2011 CPU+X79 Expressのブロックダイアグラム


CPUラインアップ

LGA2011 CPU

LGA2011プラットフォームに対応するCPUは、2012年2月16日現在、「Core i7 3960X Extreme Edition」「Core i7 3930K」「Core i7 3820」の全3モデルのみとなる。いずれも、PCI Express x16レーンを40レーン分備えている。対応メモリーはDDR3-1600。コンシューマーPCで初めてQuad Channelに対応し、メモリー帯域は最大51.2GB/sとなる。なお、「Core i7 3960X Extreme Edition」と「Core i7 3930K」の上位2モデルは、6つのCPUコアを内蔵し、最大12スレッド同時処理が可能。倍率可変によるオーバークロックにも対応している。

LGA2011 CPUラインアップ

型番 コア数/
スレッド数
動作クロック
(Turbo Boost時)
内蔵GPU キャッシュ容量 OC
対応
メモリー TDP 価格.com
最安値
Core i7 3960X Extreme Edition 6/12 3.3GHz(3.9GHz) なし L2キャッシュ
256KB×6
L3キャッシュ
15MB
Quad Channel DDR3-1600 130W 77,773
Core i7 3930K 6/12 3.2GHz(3.8GHz) なし L2キャッシュ
256KB×6
L3キャッシュ
12MB
Quad Channel DDR3-1600 130W 47,858
Core i7 3820 4/8 3.6GHz(3.9GHz) なし L2キャッシュ
256KB×4
L3キャッシュ
10MB
- Quad Channel DDR3-1600 130W 24,244

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