連載 - ライター・編集部員による定期連載 -

【連載】最新PCパーツラボ 第28回 

新世代GPU第2弾「Radeon HD 7950」ファーストインプレッション

新世代GPU第2弾「Radeon HD 7950」ファーストインプレッション

自作PCやPCパワーアップに役立つ情報をお届けする「最新PCパーツラボ」。第28回は、先日発表されたばかりのAMDハイエンドGPU「Radeon HD 7950」をチェック。同じ28nmの製造プロセスルールを採用する上位モデルの「Radeon HD 7970」やライバルNVIDIAの「GeForce GTX 580」との各種ベンチマーク結果を踏まえたファーストインプレッションをお届けする。

「Radeon HD 7970」から4基のCompute Unitを無効化した下位モデル

まずは今回取り上げる「Radeon HD 7950」について簡単に紹介しよう。

GPUの名称末尾につく数字が示すとおり、「Radeon HD 7950」は昨年12月に発表された「Radeon HD 7970」の下位モデルにあたる製品。「Radeon HD 7970」同様、グラフィック性能とGPGPU性能の両方を強化した「Graphics Core Next」と呼ばれる新設計のGPUアーキテクチャーを採用している。

GPUコアは「Radeon HD 7970」と同じで、28nmの製造プロセスルールを採用するハイエンド向けの“Tahiti”(開発コードネーム)を採用。トランジスター数も約43億個と変わらない。「Radeon HD 7970」との違いは“Compute Unit”の数。「Radeon HD 7970」では32基のCompute Unitを搭載していたが、「Radeon HD 7950」では4基のCompute Unitが無効化され、Compute Unitは28基となっている。1基のCompute Unitには、64基のストリームプロセッサーや4基のテクスチャーユニットが統合されている。そのため、「Radeon HD 7950」では、ストリームプロセッサー数が「Radeon HD 7970」の2048基から1792基に、テクスチャーユニット数が「Radeon HD 7970」の128基から112基に削減されている。

また「Radeon HD 7950」では、GPUクロックとメモリークロックも引き下げられており、処理能力も「Radeon HD 7970」の3.79TFLOPSから2.87TFLOPSまで低下している。ただし、消費電力はその分低下しており、ピーク時の消費電力は200Wとなっている。

“Sandy Bridge-E” “Sandy Bridge-E”

「Radeon HD 7950」では、上位モデルの「Radeon HD 7970」から新たに採用された「Graphics Core Next」と呼ばれるGPUアーキテクチャーを採用している

「Radeon HD 7950」と「Radeon HD 7970」のスペック比較。上位モデルに比べるとスペックが抑えられているが、その分消費電力も少ない

“Sandy Bridge-E” “Sandy Bridge-E”

今回検証で使用した「Radeon HD 7950」。PCとの接続バスはPCI Express 3.0に対応している

ディスプレイインターフェイスは、DVI×1、HDMI×1、Mini DisplayPort×2。独自のマルチディスプレイ機能「Eyefinity 2.0」もサポートする

“Sandy Bridge-E” “Sandy Bridge-E”

消費電力が減ったため、補助電源コネクターは、「Radeon HD 7970」の6pin+8pin構成から、6pin+6pin構成となった

基板上には、2種類のBIOSを切り替えられるスイッチを装備する



 

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