バックナンバーを見ておわかりかと思うが、筆者は昨年末にWiMAXのル…
(2012年5月16日掲載)
2009年7月24日掲載
筆者のキーボード好きはすでによく知られていると思うが、まあモノカキをやっている人は大なり小なり、自分の入力装置に関してはコダワリを持っているものである。
さて、そんなコダワリのキーボードも、使っていくうちにだんだん汚れていく。メインマシンは日がな一日使っているので、ホコリも溜まるヒマがないのだが、サブマシンのキーボードは使いたいときにはホコリまみれ、ということはよくある。
ホコリをいかに処理するかというのは、掃除に対する考え方そのものである。ホコリを払ったり吹き飛ばしたりする人は、テンポラリ的に問題が解決すればそれでいいという、優先順位至上主義(問題先送り)型である。一方ホコリは吸い取るなりして集塵しなければならないと考える人は、抜本的解決型である。
筆者は完全に問題先送り型の人生を送ってきたわけだが、払っても払っても舞い上がりやがて積もるホコリに嫌気がさして、なんとか簡単に、しかも楽しく抜本的解決が出来ぬものかと普段から心を砕いてきた。すいません嘘ですたまたま見つけただけです。
アイリスオーヤマの「Cyber Clean」は、ジェル状の物質をキーボードに押しつけてホコリを取るという商品である。発売されたのはだいぶ前のようだ。ネットではブログでよく「気になる商品」として取り上げられているが、実際に買って試した人の記事は圧倒的に少ないという、謎の商品である。
ものは試しということで、さっそく注文してみた。購入したのは、135gプラスチックボトル入り「PCP-135」である。
要するにこれはなんなのかというと、一口で言えば「除菌スライム」という表現が一番しっくりくる。最近のスライムはずいぶん柔らかいのだが、Cyber Cleanはそこまでズルズルではなく、堅めでぐにゅぐにゅとした感触である。ぎゅっと掴むと気持ちいいような悪いような、「うへー」という感じだ。匂いは若干アルコール臭のある洗剤のような感じで、清潔感がある。
キーボードの汚れというのは、指の脂にホコリが練り込まれて、粘性の汚れになってしまうものだ。そこまでのこびりつき汚れになってしまっては、もはや普通の台所用洗剤を薄めて拭いた方が早い。Cyber Cleanは、そうなる前のホコリやゴミなどを、こまめに掃除したい人のためのものである。
使い方は簡単で、掃除したいものにギューっと押しつけて、剥がすだけだ。説明イラストではキーボードの奥まで凸字型に入り込むイメージだが、実際には押しつけると当然キーが下がるわけだから、奥に入って広がるまではいかない。製品パッケージの使用例には、CDラジカセの中を掃除している写真があるが、光学ドライブのピックアップをぎゅーっと押さえるのはあんまりお勧めできないなぁ。
量が少ない75gのパッケージもあるようだが、量が潤沢にないと隙間に入っていかないので、使い勝手が悪いんじゃないかなと思う。個人的にはもっと大きな、200gぐらいのパッケージが欲しいところだ。
キーボード以外にも、いろんなものが掃除できる。これはいいと思ったのは、パソコンの吸排気口の掃除である。多くの人はエアブロアで吹き飛ばしたりしていると思うが、そうすると周りに大量にホコリをまき散らすばかりでなく、ホコリをPC内部に押し込んでしまうことになる。そこでCyber Cleanを使うと、かなり奥まで入り込んでホコリを引っ張り出してくれる。自分の部屋だったらホコリをまき散らしても自業自得だが、オフィスで使っているPCを掃除するときには、周りに迷惑をかけないのでいいだろう。
もちろん掃除するときには、PCの電源を落としたほうがいい。ファンにぶつかって巻き込んだりすると、面倒なことになるからである。
※参考価格は2009年7月24日現在のものです