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(2013年5月21日掲載)
2011年5月17日掲載
NTTドコモは、5月16日にスマートフォンおよび、従来型の携帯電話など、夏モデルの発表会を行った。内訳はスマートフォンが、Androidスマートフォン8機種、BlackBerry1機種。そのほか、従来型携帯電話が12機種、「Xi(クロッシィ)」対応Wi-Fiモバイルルーターが2機種、FOMA対応データ通信カードが1機種発表されている。
なかでもやはり注目を集めたのは、Android搭載スマートフォンで、「GALAXY S II SC-02C」や「Xperia acro SO-02C」のような人気機種の後継モデルや発展モデルに加えて、若い女性向けの「P-07C」、薄型防水モデル「MEDIAS WP N-06C」など、選べる製品の幅がますます広がっている。
Androidのバージョンはいずれも最新の 2.3(Gingerbread)となっており、海外製スマートフォンとのタイムラグもなくなってきている。 また、Androidスマートフォン8機種のうち7機種がテザリングに対応しており、スマートフォンをモバイルWi-Fiルーターとして使うことができるようになった。これは、ヘビーなモバイルユーザーにとっては朗報だ。
今回は、そんなNTTドコモの新型スマートフォンの中から「GALAXY S II SC-02C」および「Xperia acro SO-02C」、さらに「MEDIAS WP N-06C」、「AQUOS Phone SH-12C」を中心に、使用感を含めたフォトレポートをお贈りしよう。
その性能の高さから、全世界で大人気となった、サムスン製「GALAXY S」の後継モデルとなる「GALAXY S II SC-02C」。人気の高かった有機ELパネル「SUPER AMOLED」が、4.0型から4.3型へ大型化するとともに、CPUも1.2GHzで動作するデュアルコアに強化され、処理能力が大きく向上している。NTTドコモによるとスペック的には国内最速ということだ。また、グローバルモデルでありながら、日本独自仕様のワンセグに対応しているところも注目点だ。
少し触ることができたが、スピードについてはさすがに速い。CPUの演算もさることながら、描画の速度も速いようで、ホーム画面の切り替えの速さは相当なものだと感じた。NTTドコモの「国内最速」という言葉も、まんざら誇張ではなさそうである。
従来の「GALAXY S」では、発売当初に在庫の少なさが指摘されたが、今回のモデルも初期出荷分を潤沢に用意しているわけではないという。発売日に入手したいなら事前予約は必須だろう。
なお、発売日は6月下旬を予定。事前予約は6月10日より受け付ける。
ソニー・エリクソン製の「Xperia acro SO-02C」は、4月に発売されたばかりの「Xperia arc」をベースに、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信などの機能を搭載した発展機種だ。液晶やCPU、カメラなど、ハードウェアの基本的なスペックは「Xperia arc」と同じだが、新たな追加ハードウェアを搭載することによって、特に背面部のデザインが大きく変更されている。
NTTドコモによれば、「Xperia arc」も併売されるということで、デザイン性を重視した「arc」と、機能性を重視する「acro」という風に棲み分けを行うという。価格については、現状の「arc」より数千円(5000円未満)程度の上乗せに抑えるという。
なお、本機種は、今回発表されたAndroidスマートフォンでは唯一テザリングに対応していないが、ハードウェア的にできないわけではないので、将来のソフトウェアのバージョンアップなどで、対応する可能性はある。
発売日は6〜7月頃を予定している。
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いわゆる“ガラスマ”機能を備えた「Xperia acro」。裏面照射型CMOSイメージセンサー採用の「Exmor R for mobile」や、表示のキレイなクリアブラックパネルといった「Xperia arc」の利点はもちろん継承している |
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「世界最薄」という触れ込みで登場したばかりの、NECカシオモバイルソリューションズ製の「MEDIAS」に、早くも後継機種「MEDIAS WP N-06C」が登場。従来比0.2mmプラスのみの7.9mmという薄さながら、IPX5/IPX7相当の防水対応となっている。
防水化に伴い、プッシュ式ボタンがタッチセンサーになったり、側面に配置されていたボリュームコントロールボタンが背面のカメラの脇に移動したりしているが、ハイブリッド構造の強固なボディやデザインなどは基本的に共通だ。
カラーバリエーションは、シャンパンゴールド、ローズ、ブラウンの3色。ブラウンは正式名称が「amadana Brown」となっており、デザイン家電ブランド「amadana」によるデザインモデルだ。通常モデルとは、amadanaオリジナルのアプリをインストールしているという点で違いがある。
なお、チップセットも強化されており、CPUの動作クロックが800MHzから1GHzへ引き上げられている。
手に取った印象では、自慢の薄さは相変わらずだが、処理スピードも輪をかけて向上している印象だ。従来の「MEDIAS N-04C」もなかなか軽快な動作を行うモデルだったが、ハードおよびソフトの進化に伴い、その軽快さにはさらに磨きがかかっている。
発売日は、6〜7月を予定している。
シャープ製「LYNX 3D」の後継となるのが、この「AQUOS Phone SH-12C」だ。
「AQUOS Phone」と名づけられていることから察せられるように、液晶はかなりのハイスペック。フルHDの1/4の解像度という540×960ドットの解像度は、NTTドコモのスマートフォンとしては最高のものだ。CPUの動作クロックも1.4GHzとなっており、かなり高速である。
「LYNX 3D」の後継モデルということで、3D機能も強化されている。なかでも背面に備わるカメラは、2個のレンズを備えたツインカメラとなっており、これまでの擬似的3Dではなく、本格的な3Dによる静止画および動画の撮影が行えるようになっている。
手に取って軽く使ってみたが、やはりこのモデルも動作は軽快で、最新モデルの名にふさわしい。138gの重量はやや重いが、ボディサイズの割にはそれほど重くないので手に取ったときの印象としては軽く感じる。
なお、発売日は5月20日で、5月14日より事前発売予約を受け付けている。
Android 2.3では、FeliCaのグローバル版である「NFC」への対応が注目されているが、今回発表されたモデルではいずれも搭載が見送られている。
「NFC」は、FeliCaと下位互換性が保たれているが、現状では「NFC」オリジナルのサービスがないことや、反応速度がFeliCaより遅くなることもあって、自動改札のように速度を要求される処理に対応できないといった問題があるという。
特に処理速度の遅さはネックであり、Android端末の処理速度が向上してもNFCの処理自体は高速化しないため、普及に向けた課題は多いようだ。
この夏発売されるNTTドコモの新型スマートフォンは、端末のハードウェアも魅力だが、ついに行われたテザリングの解禁や、「iチャネル」や「メロディコール」など、従来のiモードに由来するサービスがスマートフォンに対応するなど、従来の携帯電話との垣根がますます取り払われていっているのも特徴だ。
また、Androidの最新バージョン2.3に全機種が対応したり、液晶画面が大型化するなど、端末の進化スピードも、世界基準にキャッチアップしており、処理速度の面でも、機種間で差はあるものの、不満を感じる機種はないように感じた。今回は紹介できなかったが、世界初のワイヤレス充電が可能な「AQUOS PHONE f SH-13C」や、世界最高輝度のディスプレイを備えた「Optimus bright L-07C」、スーツケースの高級ブランド「GLOBE-TROTTER」とのコラボレートモデル「F-12C」、スマートフォンではないが、フルバージョンのWindows 7を搭載する世界最小のPC兼携帯電話である「F-07C」のような非常に個性的な製品がそろっている。デザインで選んでもよし、重量や厚み、独自機能などそれぞれのこだわりで選ぶこともできる。いずれの機種でも楽しみは十分に享受できるのは間違いない。