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【新製品レポート No.705】 

USB-Cポートだけの大胆さ! 12型Retinaディスプレイ搭載の新しい「MacBook」

今度のMacBookは“Air”も“Pro”でもない。アップルは2015年3月9日(米国時間)、12型のRetinaディスプレイを搭載した新型ノートPC「MacBook」を4月10日に発売すると発表した。外部インターフェイスをUSB-Cポートとヘッドホン出力だけに割り切ることで、1.31cmの薄さと920gの軽さを実現した。CPUには、インテルの低消費電力CPU「Core Mプロセッサー」を採用。既存のMacノートから、キーボード、ディスプレイ、トラックパッドなど多くの点を改良している。直販価格は148,800円から。


記事:価格.comマガジン編集部 三浦善弘

12型Retinaディスプレイを搭載した新しいMacBook

待望のRetinaディスプレイを採用した12型モデル

新しいMacBookは、“12型Retinaディスプレイを搭載したMacBook Air”ではないか噂されていたモデルだ。本体サイズは28.05(幅)×19.65(奥行)×0.35〜1.31(高さ)cm、重量は920g。Macノート史上最薄・最軽量となる。0.88mmという超薄型の12型Reinaディスプレイの解像度は2304×1440。アスペクト比は16:10で、視野角は178度を確保している。ピクセル数は300万。各ピクセル内の開口部を広げることで、明るさを保ったまま、エネルギー効率を30%高めた。

外装はアルミニウム合金を使用。カラーは、iPhoneやiPadと同じ、シルバー、ゴールド、スペースグレーの3色を用意する。

CPUにCore Mプロセッサーを搭載することで、Macノートとして初めてファンレス仕様を実現。オプションで動作周波数が1.3GHz(最大2.9GHz)のCore Mを選べる。基盤サイズはMacBook Air 11インチモデルより67%も小型化している。メモリーはオンボードで8GB、ストレージはPCIeベースのオンボードフラッシュストレージ(SSD)を搭載する。バッテリーは、筐体の輪郭に合わせた特別な形状で、これまで搭載可能だったものに比べて35%も大きい容量のものを搭載。薄型ながら最大9時間のインターネット閲覧と最大10時間のiTunesムービーの再生が可能という。

薄さは1.31cm、重量は920g。Macノートとしては最薄・最軽量

キーボードとトラックパッドを改良して操作性をアップ

操作性ではキーボードを刷新。薄型の新型MacBookに既存のMacBookと同じフルサイズのキーボードを搭載するため、キーボードの構造をハサミのようなシザー構造からバラフライ構造へ変更。これによりキーの組み立て部品が40%薄くなり、安定性も高まっているという。キー自体も17%大きくなっている。各キーの下にはステンレススチール製の新しいドーム型スイッチを設けて、タイピング時にはっきりした打鍵感とレスポンスのよさを実現した。また、LEDバックライトを各キーに1つずつ備えることで、明るさを均一に調整し、光の漏れを最小限に抑えている。

トラックパッドは、機械式から感圧式に変更。押し下げの圧力の強さを感知する感圧センサーを搭載し、トラックパッドのどこでもクリックしやすくなった。感圧ならではの使い方も用意。クリックして押し続けることで、単語の意味を調べたり、Finderでファイルをプレビューしたりできる。QuickTimeでは、トラックパッドに徐々に圧力を加えると早送りする速度が変わる。マップも同様に拡大する速さを変えられる。文字を書くときにも、軽く押せば細い線、強めに押せば太い線を描ける。

大胆に絞り込んだ外部インターフェイス

外部インターフェイスは、薄型ボディを実現するために、USB-Cポートとヘッドホン出力だけの割り切った仕様だ。USB-Cポートは、既存のUSBポートの1/3のサイズでリバーシブルなのが特徴。変換アダプターを使うことで、充電、周辺機器との接続(USB 3.1 Gen1、最大5Gbps)、HDMI、VGA、DisplayPort 1.2接続による映像出力に対応する。アップルはこれまでも新しいインターフェイスをいち早く取り入れてきたが、今回も大胆な決断をした。IEEE802.11acおよびBluetooth 4.0を搭載しており、ワイヤレスで接続できる機器は積極的にワイヤレスで接続して使うことになる。

標準構成と直販価格は、1.1GHz駆動のCore Mプロセッサー(最大2.4GHz駆動)、8GBのメモリー、256GBのフラッシュストレージを搭載するモデルが148,800円(税別)から。1.2GHz駆動のCore Mプロセッサー(最大2.6GHz駆動)、8GBのメモリー、512GBのフラッシュストレージを搭載する上位機種が184,800円(税別)から。どちらもオプションで1.3GHz駆動のCore Mプロセッサー(最大2.9GHz駆動)を選べる。

カラーはiPhoneなどと同じ、シルバー、ゴールド、スペースグレーの3色を用意する。外部インターフェイス(有線)はUSB-Cポートとヘッドホン出力だけと大胆に割り切った仕様だ

MacBook Air/MacBook Retinaディスプレイモデルは第5世代Coreを搭載

既存の「MacBook Air」「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」は、搭載するCPUをインテルの「第5世代Coreプロセッサー」に変更した。CPU以外では、MacBook Airの13インチモデルは従来より2倍高速なフラッシュストレージを搭載。新たにThunderbolt 2インターフェイスも備えた。直販価格は11インチモデルが102,800円(税抜)から、13インチモデルが112,800円(税抜)から。

13インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデルは、新しいMacBookと同じ感圧タッチトラックパッドを採用した。直販価格は148,800円(税抜)から。なお、15インチモデルに変更はない。どちらも3月10日からオンラインストアおよび直営店などで発売する。

MacBook Pro Retinaディスプレイモデル。13インチモデルは、第5世代Coreプロセッサーを採用したほか、感圧タッチトラックパッドを搭載する

第5世代Coreプロセッサーを搭載して基本性能を底上げしたMacBook Air

記事:価格.comマガジン編集部 三浦善弘

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