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【新製品レポート No.624】 

堅実な進化と驚き! iPad Air 2とiMac Retina 5Kディスプレイモデルに触ってきた

米アップルは2014年10月16日(現地時間)、「iPad」と「iMac」の新モデルを発表した。タブレット端末の新モデル「iPad Air 2」と「iPad mini 3」は、指紋認証機能「Touch ID」を搭載したほか、新色のゴールドを追加。iPad Air 2はカメラ機能も強化されている。iMacは、4Kを上回る5K解像度の「iMac Retina 5Kディスプレイモデル」を発売する。ここでは、新iPadの気になる薄さやゴールドの色味、新iMacの画面の精細さなどを中心にレポートしたい。なお、くわしいスペックや価格は、「厚さを6.1mmに抑えた『iPad Air 2』登場! 5Kのモンスター級『iMac』も」を参照してもらいたい。


記事:価格.comマガジン編集部 MIURA☆

厚さ6.1mmの「iPad Air 2」。ホームボタンには指紋センサーの「Touch ID」が搭載された。アップルストア価格は、Wi-Fiモデルの128GBが75,800円、64GBが64,800円、16GBが53,800円。Wi-Fi+Cellularモデルの128GBが89,800円、64GBが78,800円、16GBが67,800円(いずれも税抜)。日本ではNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが取り扱う。いずれも10月18日から予約を受け付ける

ユーザーの要望に応えて堅実な進化を果たしたiPad Air 2

iPad Air 2は、従来機種「iPad Air」をベースに、さらなる薄型化と軽量化を果たした。厚さは18%薄い6.1mm、重量はWi-Fi + Cellularモデルでも450g以下に抑えられている。ただし、iPad Airがかなり薄く、軽かったため、実際に手に持っても大きな違いは感じられなかった。それでも、同社のホームページでは、「2枚重ねても、初代iPadより薄い」と説明している通り、iPad Air以前のモデルを所有している人にとっては、この薄さと軽さは魅力になるはずだ。

新色のゴールドは、iPhoneのゴールドと同じ、控えめな金色。面取りされたエッジもゴールドだが、ほかの色よりもメタリック感が強く感じられる。ゴールドはiPhoneで人気の高いカラーだけに、iPadのゴールドも人気になりそうだ。

機能面では、指紋認証機能のTouch IDを搭載したのが大きな強化点だ。iPhoneと同じく、ホームボタン上に搭載され、ロック解除や各種ストアからのアプリやコンテンツの決済に利用できる。オンラインでの「Apple Pay」による決済にも対応する。なお、Apple Payは米国で10月20日より運用がはじまることも発表された。

また、カメラが500万画素から800万画素に強化され、120fpsのスローモーション撮影やタイムラプスビデオ、バーストモードに対応した。プロセッサーには「A8Xチップ」を搭載。iPad Airの「A7チップ」に比べて、CPUは40%、GPUは2.5倍高速なプロセッサーで、基本性能も着実に進化している。ディスプレイは、液晶パネルとガラスの空気層を排除したダイレクトボンディングを用いることで、表示品質を高めている。これまでより、従来よりもメリハリのある表示となっていることを確認できた。さらに、空気層がなくなったことで、ギャップ(視差)がなくなり、タッチ操作の精度がアップ。思った通りのところにタッチできて、思った通りに反応する。反射防止コーティングを施して光の映り込みを56%抑えたのも、画面の見やすさに貢献している。Touch IDの搭載やカメラの強化、ダイレクトボンディングの採用は、ユーザーの要望に応えた機能強化と言える。

iPad Air 2の厚さは6.1mmと非常にスリムだ。ディスプレイは9.7型(2048×1536、264ppi)のRetinaディスプレイを引き続き採用する。ダイレクトボンディングを用いることで、表示品質とタッチ操作のレスポンスなどが改良されている

新色のゴールド。ゴージャスでありながら、派手すぎない金色だ。iPhoneと同様、人気の出そうなカラーだ

800万画素にアップした「iSightカメラ」。フロントカメラの「FaceTime HDカメラ」は、F2.2の明るいレンズを採用した

タイプラプスビデオ、バーストモード、120fpsのスローモーション撮影などに対応

iPad Air 2で撮影したという写真

指紋認証機能のTouch IDを搭載

iPad Air 2。デザインや本体の幅と高さはiPad Airと変わらない

iPad mini 3は、基本性能などは従来機種の「iPad mini Retinaディスプレイモデル」(現「iPad mini 2」)と変わらない。主な強化点は指紋認証機能のTouch IDを搭載したこと。アップルストア価格は、Wi-Fiモデルの128GBが64,800円、64GBが53,800円、16GBが42,800円。Wi-Fi+Cellularモデルの128GBが78,800円、64GBが67,800円、16GBが56,800円(いずれも税抜)。日本ではNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが取り扱う。いずれも10月18日より予約を受け付ける

ポリウレタン製の「iPad Smart Cover」。アップルストア価格は3,800円(税抜)

レザー製の「iPad Smart Case」。アップルストア価格は、iPad Air 2用が8,800円(税抜)、iPad mini 3用が7,800円(税抜)

5Kディスプレイは、見たことのない解像感!

iMac 5K Retinaディスプレイモデルのディスプレイの精細感は驚異的だ。5120×2880という数字だけでは、ピンとこなかったが、実物を見ると、そのすごさが一目でわかる。下の写真は、「Final Cut Pro」で4Kビデオを等倍表示したもので、そのデスクトップの広大さをわかっていただけるだろう。高解像度ディスプレイは、明るさが不足することがあるが、明るさも十分で、色のムラや明るさの偏りも見られなかった。

超高解像度なディスプレイを搭載しながら、本体のサイズは従来モデルと変わらないのも驚きだ。ここまでの解像度を求める人は限られるかもしれないが、最近では、スマホでも4K動画を撮影できるので、けっしてオーバースペックではない。もちろん、写真との相性も抜群だ。

また、「iMac 5K Retinaディスプレイモデル」には、最新のMac用OS「OS X Yosemite」が搭載されている。iPadやiPhoneとの強力な連係機能を備えたOSで、iPhoneにかかってきた電話をMacで受けたり、Mac上から電話をかけたりできる。Macで飲食店のサイトなどを見ているときに、すぐに電話で予約をするといった使い方が可能だ。Macで書きかけの書類の続きをiPadで書くなど、機器間で作業を自動で引き継げる「Handoff」など、便利な機能も備える。

5120×2880の27型ワイド液晶ディスプレイを搭載するiMac Retina 5Kディスプレイモデル。アップルストア価格は258,800円(税抜)

本体サイズは65.0(幅)×51.6(高さ)×20.3(奥行)cm、重量は9.54kg。サイズは従来モデルと変わらない

デジタル一眼カメラで撮影したという写真。手前から奥の建物がつぶれずに表示されている

タワー部分を近くで撮影したもの。写真ではわかりにくいが驚異的な精細感だ

解像度は5120×2880。画素数は1470万画素となる

背面のデザインは従来モデルと変わらない

インターフェイスに新たにThunderbolt 2を搭載

iPadで見ていたサイトがあると、MacのSafariにアイコンが表示される。クリックすると、iPadで見ていたサイトが表示される。iPadとMacはBluetoothで接続されている

iPhoneの電話機能を使って、Mac上で電話をかけたり、受けたりできる。iPhoneがカバンの中に入っていても、同一Wi-Fi上であれば、Macを使って電話をできるという

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