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2つのカメラでユニークな撮影を実現する「DUO CAMERA」を搭載! 

auスマホの真打ち登場!? 「HTC J butterfly HTL23」発売前レポート

2014年8月29日に発売が迫る、HTCのAndroidスマートフォン「HTC J butterfly HTL23」(以下、HTL23)の製品発表会が開催された。2個のカメラを使い、背景のぼけた写真撮影を実現する「DUO CAMERA」など、ユニークな機能を備えた注目の1台となっている。その特徴を紹介しよう。


取材・記事:価格.comマガジン編集部 党員四號

 

「HTC J」や「HTC J butterfly HTL21」に引き続き、乃木坂46が「HTC J butterfly HTL23」イメージキャラクターをつとめる

コンセプトとデザインを継承し、性能・機能を強化した新しい「butterfly」

最初に、「HTL23」の概要を説明しよう。本機は、2012年12月に発売された「HTC J butterfly HTL21」の後継モデルにあたる。日本市場向けに開発した機能を搭載するなどの製品の基本コンセプトやデザインは、従来モデル「HTL21」とよく似ており、フルHD表示に対応する約5.0型ディスプレイや、カラフルな樹脂製ボディという成り立ちも共通だ。そのうえで「HTL23」は、基本性能の向上、ならびにカメラ機能やオーディオ機能などの機能性アップが図られている。

なかでも注目したいのがカメラ機能で、背面のメインカメラに、2つのレンズを搭載する「DUO CAMERA」を採用。1,300万画素と200万画素の2つのカメラ(レンズとセンサー)を使って、撮影した写真に距離(奥行き)の情報が加わるのがポイントで、画面をタップしたところにピントを変更できる「UFocus」、タップした場所以外に効果を加える「背景効果」、擬似的な立体効果を与え、画面の傾きに合わせて画像が変化する「3次元効果」、位置や大きさを調整してシールが貼れる「シール」、人物などを切り抜いて再配置できる「コピー・アンド・ペースト」、肌を滑らかにしたり、目を大きくできる「レタッチ」という、計7種類の効果を撮影後に加えることが可能となっている。特に、ピント位置を後から変更できる「UFocus」がユニークだ。加えて、前面のサブカメラには、5インチ以上の液晶を搭載するスマートフォンとして国内初という500万画素カメラを採用。自撮りでもより高画質な写真撮影が可能だ。

背面に、2個のカメラを装備する「DUO CAMERA」を採用。1300万画素のイメージセンサーを備えた大きなレンズのほうで撮影を行い、200万画素の小さなカメラは被写体との距離を計測するのに使う。また、色の異なる2色LEDフラッシュを備えており、自然なフラッシュ撮影も可能だ

「DUO CAMERA」を使うことで、一眼レフカメラのような背景のぼけた被写界深度の浅い写真も撮影できる。撮影後にピントの合う場所を変更することもできる

前面のサブカメラも約500万画素に進化

さらに、オーディオ機能も進化している。従来と同様、アンプとデュアルフロントステレオスピーカーを内蔵しているが、最大音量を向上させたことで、特に高音がより出るようになったという。ハイレゾ音源(192kHz/24biまでのWAV、FLACファイル)の再生にも対応している。さらに、付属のイヤホンには、オーディオブランドであるJBLのインイヤータイプ(JBL ハイパフォーマンス インイヤー ヘッドフォン)を採用。ケーブルの色は、au限定のオレンジとなっている。

オーディオ機能も充実しており、JBL製のインイヤーイヤホンが付属。ポーチも付属する

「HTL23」の処理性能を見てみると、クアッドコアプロセッサー「Snapdragon801 MSM8974AC(2.5GHz)」と、2GBのRAM、32GBの内蔵ストレージを搭載。内蔵ストレージが16GBから32GBに倍増した点は、従来モデルのユーザーからの注目を集めそうだ。

機能も豊富で、FeliCaポート、NFCポート、ワンセグおよびフルセグの各デジタルチューナー、赤外線通信ポートを搭載するほか、従来はIPX5等級にとどまっていた防水性能は、IPX5/7等級に強化され、水没にも対応するようになった。これに加えてIP5X等級の防塵仕様にも対応し、汚れにも強くなっている。

バッテリー性能を見ると、容量2700mAhのバッテリーを内蔵し、連続通話時間は約1010分、連続待ち受け時間は約490時間(3G)/約430時間(4G LTE)という駆動時間を実現している。これは、同時期に発売される「AQUOS SERIE SHL25」や「URBANO L01」などと比較すると持続時間が2〜3割ほど短い数値となっている。なお、急速充電の新規格「QuickCharge 2.0」にも対応しているので、auの「共通ACアダプタ05」などと組み合わせることで、残量ゼロから約120分でフル充電が行える。

通信機能も高く、auのLTE(2.1GHz帯、1.5GHz帯、800MHz帯)、WiMAX2+、3Gの各モバイル回線を利用できる。LTEでは、2.1GHz帯と800MHz帯の2チャンネルのLTE回線を束ねることで、下り最大150Mbpsの通信速度を実現するauの新サービス「キャリアアグリゲーション」にも対応している。Wi-Fiは、IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)対応となっている。

このように、「HTL23」のハードウェアは、機能と性能の両方で、最新スマートフォンに相応しい、充実した内容と言えるだろう。

約5.0型のフルHDディスプレイを採用。約70(幅)×145(高さ)×10(厚さ)mmで重量約156gというサイズ・重量は、同クラスの製品と比べても標準的なもの

ボディの背面は上下および左右の両方向が曲面で、縦持ち・横持ちのいずれでも持ちやすい

右側面には、ボリュームボタンのほか、SIMカードスロット用のトレーがある。左側面には128GBまで対応するmisroSDXCメモリーカードスロット用のトレーが配置されている

ボディ下面には、キャップレス防水のmicroUSBポートと、ヘッドホン端子が備わる。なお、ワンセグおよびフルセグ用のアンテナは、従来の内蔵式からヘッドホン端子に挿す方式に変更された

ボディ上面に配置されるのは、電源ボタンおよび赤外線通信ポートだ

カラーバリエーションは3色。イメージカラーでもあるルージュは男性が持っても違和感のないシックな印象

キャンバスは素焼きのような表面処理が施されている

インディゴは、今期の世界的な流行色。ダーク系ながら華やかさも兼ね備えている

新しい「HTC J butterfly 」を左に、同系色の旧機種を右に並べてみた。デザインは非常によく似ているが、少し赤みの鮮やかさが増している

新しい「HTC J butterfly 」を左に、旧機種を右に並べて、ディスプレイを比較してみた。いずれも最大輝度に条件を統一しているが、新しい「HTC J butterfly」では少し輝度が向上している。画質自体の傾向はほぼ共通している

従来は独立のタッチセンサーだったが、ディスプレイの一部を操作ボタンとして利用するように変更された

ホーム画面は最新版の「HTC Sense 6.0」。従来の操作性及びレスポンスを受け継ぎつつ、さらに使いやすさに磨きをかけている

本体を縦にした状態で、画面を2回タップすると、スリープから復帰する

プリインストールされる壁紙は30種類。シンプルでカラフルなものが多く、本機の魅力を高めている

ホーム画面にソーシャルメディアやWebニュースなどの情報を表示する「HTC BLINKFEED」を搭載

シンプルだった通知メニューも大幅に機能が強化された。右上のアイコンをタッチすることで、主要な設定の切り替えがすばやく行える

文字入力アプリは、従来から変らず「iWnn」が使われている

採用されるOSのバージョンは「Android 4.4」

別売オプションとして、オリジナルのケース「HTL23 Dot View Case」が用意される。本体と連動して、表面のメッシュ越しに、時計や天気、着信などの情報をドットで表示するのがユニークだ。アプリを使い、画面表示のカスタマイズも行える

auの2014年夏スマホの中でもハイレベルな仕上がり

HTCの日本国内向けの新モデル「HTC J butterfly HTL23」は、フルHDディスプレイとクアッドコアプロセッサーを組み合わせ、時代を先取りする高性能で注目を集めた「butterfly」の名前を受け継ぐスマートフォン。2つのカメラを活用する「DUO CAMERA」に話題が集まるが、内蔵ステレオスピーカーを強化し、JBL製イヤホンが付属するオーディオ機能にも注目だ。やや遅れての登場となったが、競合するauの2014年夏モデルと比較しても、性能と機能の両方で非常に高いレベルに仕上がっている。auの2014年夏スマートフォンの“真打ち”と言ってもいい、魅力的なスマートフォンとなっている。

価格.comマガジン編集部 党員四號

PCでLINEを使う場合の認証方法がSMSから通常のLINEのトーク経由に変っていた。

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