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DSDネイティブ再生やバランス出力にも対応 

iriverから最新ハイレゾプレーヤー「Astell&Kern AK240」登場!

Astell&Kern AK240

ポータブルハイレゾオーディオプレーヤーブームの火付け役「Astell&Kern AK100」を手がけるiriverから、年明け早々ビックニュースが届いた。米国ラスベガスで1月7日(現地時間)に開幕する世界最大の家電見本市「2014 International CES」に合わせ、AKシリーズの最新モデル「Astell&Kern AK240」が発表されたのだ。ここでは、現時点で明らかになっている「Astell&Kern AK240」の特徴をまとめてみた。

シーラス・ロジック製DAC「CS4398」をデュアルで搭載! ヘッドホンのバランス駆動にも対応

Astell&Kern AK240

今回発表された「Astell&Kern AK240」は、AKシリーズで初の200番台のナンバリングを冠したモデルだ。本体デザインなど、さまざまな部分で従来モデルから大きく変更されているが、なかでもDACは大きく変わっている。これまでのAKシリーズは、上位モデルの「AK120」を含め、すべてのモデルでWolfson製DAC「WM8740」を採用してきたが、「Astell&Kern AK240」では、新たにシーラス・ロジック(Cirrus Logic)製DAC「CS4398」を採用。AKシリーズの上位モデル「AK120」と同じく、 L/Rチャンネルそれぞれに独立して配置したデュアル構成とし、回路の最適化とあわせて、驚異のオーディオ特性を実現しているという。

また、搭載DACが変更されたことで、最大192kHz/24bit、32bit(Float/Integer ※Integerは24bitダウンコンバート)、最大DSD128(5.6MHz/1bit)のネイティブ再生をサポート。特に、ポータブルオーディオプレーヤーでDSD128のネイティブ再生をサポートした点は、かなりうれしいポイントといえる。

さらに「Astell&Kern AK240」では、ヘッドホン出力部分も強化されており、新たにバランス出力が用意された。なお、バランス出力はやや特殊で、2.5mmマイクロミニ(4極)タイプになっており、ピンアサインは先端からR-/R+/L+/L-となっている。

ジュラルミン削り出しボディを採用し、画面も大画面化! メモリー容量も256GBに

「Astell&Kern AK240」は、外観もこれまでのAKシリーズから大きく変わっている。なかでもこだわりポイントになっているのが、ボディの素材。ボディのメインフレームには、航空機でも使用されるジュラルミンの削り出し素材を、背面パネルにはカーボンファイバー素材のプレートを採用するなど、かなり贅沢なものになっている。このあたりが価格にどう影響するのかは気になるところだ。

本体サイズは66(幅)×107(高さ)×17.5mm(厚さ) 、重量は185gで、「AK120」よりもやや大型化している。本体デザインは、左右非対称の変則的な形状となっているが、AKシリーズのアイデンティティともいえるボリューム調整ダイアルは健在。ディスプレイは、WVGA (480×800ドット)表示対応の3.31型AMOLED(アクティブマトリクス式有機ELディスプレイ)で、従来のAKシリーズから大画面化を果たしている。

Astell&Kern AK240 Astell&Kern AK240 Astell&Kern AK240

3.31型に大画面化を果たした「Astell&Kern AK240」。本体はひと回りほど大きくなり、厚みも微妙に増加している。本体形状が若干変更されているものの、本体側面の物理ボタンやボリュームダイヤルは健在だ

内蔵メモリーは、シリーズ最大容量となる256GBとなった。外部メモリースロットについては、これまでのAKシリーズのmicroSDスロット×2からmicroSDスロット×1に減ってしまったものの、対応メモリーカードが最大128GBまでのmicroSDXCカードとなり、内蔵メモリーとあわせて最大384GBのメモリー容量を実現できるようになった。ファイル容量の大きいハイレゾ音源ファイルをたくさん持ち運ぶ人でも、これなら安心だ。

機能面では、IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)準拠のWi-Fi機能をサポートしたのがユニークなポイント。Wi-Fi経由で、ハイレゾ音源配信サイトからダイレクトに音源ファイルをダウンロードできるほか、Wi-Fi経由でのストリーミング再生もできるという。

iriver「Astell&Kern AK240」の主な仕様(2014年1月7日発表時点)

製品名 Astell&Kern AK240 256GB ガンメタル
カラー ガンメタル
本体材質 ジュラルミン (エアークラフトグレード)
ディスプレイ 3.31型WVGA(480×800ドット)AMOLED
※静電容量式タッチパネル搭載
ファイル形式 WAV/FLAC/WMA/MP3/OGG/APE(Normal、High、Fast)/AAC/ALAC/AIFF/DFF/DSF
サンプリングレート FLAC/WAV/ALAC/AIFF:8kHz〜192kHz(8/16/24/32bit float/Integer、32bit Integerは24bitにダウンコンバート)
DSDネイティブ:DSD64(1bit/2.8MHz)、DSD128(1bit/5.6MHz)
アウトプットレベル アンバランス 2.1Vrms + 2.1Vrms / バランス 2.3Vrms + 2.3Vrms (負荷無し)
DAC シーラスロジック CS4398×2(デュアルDAC、L/R独立)
デコード 最大32bit(float/Integer) /192kHz bit to bit デコード(32bit Integerは24bitにダウンコンバート)
入力端子 USB micro-B(充電およびデータ転送に使用)
出力端子 ヘッドフォン出力(3.5mm)/光デジタル出力(3.5mm)/バランス出力(2.5mm/4極のみ)
Wi-Fi機能 IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)
Bluetooth V4.0(A2DP/AVRCPサポート)
本体サイズ 66(幅)×107(高さ)×17.5mm(厚さ)
重量 185g
周波数特性 ±0.023dB (20Hz〜20kHz) アンバランス・バランス
±0.3dB (10Hz〜70kHz) アンバランス・バランス
S/N比 116dB(アンバランス 1kHz/0dB、48kHz/24bit、負荷無し)
117dB(バランス 1kHz/0dB、48kHz/24bit、負荷無し)
クロストーク 130dB(アンバランス 1kHz/0dB、48kHz/24bit、負荷無し)
135dB(バランス 1kHz/0dB、48kHz/24bit、負荷無し)
THD+N 0.0007%(アンバランス 1kHz/0dB、48kHz/24bit、負荷無し)
0.0005%(バランス 1kHz/0dB、48kHz/24bit、負荷無し)
IMD 0.0004%(アンバランス 800Hz 10kHz(4:1))
0.0003%(バランス 800Hz 10kHz(4:1))
出力インピーダンス
クロックジッター 50ps(Typ)
内蔵メモリー 256GB NANDフラッシュ
メモリーカードスロット microSDカードスロット×1(最大128GBまでサポート)
バッテリー 3,250mAh 3.7V リチウムポリマーバッテリー
サポートOS Windows XP、Windows Vista、Windows 7、8(32/64bit)
MAC OS X 10.6.5.以上

現時点では、「Astell&Kern AK240」の国内での発売時期や価格は未定とアナウンスされているが、メーカー担当者に話をうかがったところ、国内投入に向けて鋭意調整中とのコメントを得ることができた。かなりインパクトのある製品なので、国内での正式リリースに大いに期待したいところだ。

記事:価格.comマガジン編集部 金さん(^・x・^)

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