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基本性能はほぼ横一線。スマホもデザインや個性で選ぶ時代へ 

auの2013年冬スマートフォン6機種の“違い”をレポート

auは、2013年10月2日に、Androidスマートフォン6機種を含む2013年冬モデルの新製品発表会を行った。スマートフォンは、全機種が最新のクアッドコアCPU「Snapdragon 800 MSM8974」とフルHDディスプレイを搭載しており、基本性能ではほぼ横一線に並んでいる。それらの6機種の特徴と違いをくわしく解説しよう。

フルHDディスプレイやクアッドコアCPUといった基本スペックはほぼ共通する2013年冬のauスマートフォン。製品選びで重視すべきポイントはどこに?

ホーム画面に主要な情報を集めた独自のユーザーインターフェイスが光る旗艦モデル
LG「isai LGL22」

auの2013年冬モデルでフラッグシップとなるのが、この「isai(イサイ) LGL22」。ディスプレイは1920×1080のフルHD表示に対応する、約5.2型IPS液晶を採用。ボディは、約72(幅)×144(高さ)×9.1(厚さ)mm、暫定重量約145gと、画面サイズから見れば比較的コンパクトにまとまっている。クアッドコアCPU「Snapdragon 800 MSM8974(2.2GHz)」を搭載し、2GBのRAMと32GBのROMを組み合わせる。

本機の特徴は、独自のホーム画面「isaiスクリーン」による部分が大きい。「isaiスクリーン」では、ニュース、トレンド、SNS、動画という4種類の情報に特化したホーム画面を、左右のフリックで切り替えて使用し、アプリを介さずに、直接主要な情報にアクセスできる。このような、ソーシャルメディアと統合されたホーム画面は「HTC J One」や「INFOBAR A02」などでも、過去にいくつか採用されているが、本機の「isaiスクリーン」は、それらと比較しても一画面に表示する情報をあえて詰め込まず、情報の一覧性よりも視認性を重視している点で特徴がある。

本機は、LGが世界展開している「Optimus G2」をベースにしており、画面サイズや搭載するCPUなどの基本的な仕様は共通だが、ボディデザインやホーム画面の「isaiスクリーン」などは「isai」オリジナルのもので、実質的にau向けの日本独自モデルとなっている。ボディカラーは濃い青のブルー、水色のアクア、ホワイト、ブラックの4色が用意される。発売は、11月下旬の予定。

狭額縁化を徹底し、約5.2型というスマートフォンとしては最大クラスの大画面を、横幅約72mmのボディに収めている。約145gという重量もこのクラスでは軽い部類で、重量感やボリューム感は意外なほど感じない

ボディの下側面に、ヘッドホン端子とキャップレスのmicroUSBポートを備える。側面のメタルフレームもデザイン上の特徴となっており、質感も高い

本機の大きな特徴となるホーム画面「isaiスクリーン」。ニュース、トレンド、SNS、動画のタイムラインを表示する。なおSNSでは、Facebook、Twitter、mixiに対応するほか、RSSのフィードを追加できる

LG製スマートフォンの特徴であるIPS液晶を本機でも採用。輝度が高くメリハリの効いた画質が魅力

容量2,500mAhのバッテリーを内蔵。裏ブタは取り外し可能だが、交換はユーザーでは行えない。内側にはSIMカードスロットが備わる。メインカメラには、約1,320万画素のCMOSセンサーが採用される

カラーバリエーションは、左から、ブルー、アクア、ホワイト、ブラックの4色

カメラ機能が大幅に進化した、期待の最新Xperiaがauから登場!
ソニー「Xperia Z1 SOL23」

日本国内でもグローバルモデルのお披露目が行われていた、ソニーモバイルの「Xperia Z1」がいよいよauから登場する。ボディデザインや、CPUの「Snapdragon 800 MSM8974」、約5.0型の「トリルミナスディスプレイ for Mobile」、約2,070万画素の裏面照射積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS for mobile」などの主要スペックは、グローバルモデルと共通だが、おサイフケータイ用のFeliCaポートに加えて、ワンセグ・フルセグの各チューナーを備えているなど、国内向けのカスタマイズが施されている。

サイズは、約74(幅)×144(高さ)×8.5(厚さ)mmで、重量は約171gとなっている。手にした印象では、厚みは8.5mmと抑えているものの、74mmという横幅は少々大きく感じた。ただし、新液晶「トリルミナスディスプレイ for Mobile」の画質は、良好なヌケや十分な視野角など従来のXperiaシリーズから大きく改善されている。

本機は、スマホとしての基本性能に加えて、ディスプレイやカメラ性能、音質など、ソニーの総力を結集して作られた渾身の一台だ。従来Xperiaのフラッグシップモデルは、NTTドコモが優先して取り扱うイメージが強かったが、この「Xperia Z1」はauから先行発表された形で、タイムラグなしで購入できる。なお、スマホに取り付けて使うソニーのレンズ型デジカメ「DSC-QX10」も、auの直販サイト「au +1 collection」で取り扱いが開始される。

カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、パープルの3色が用意される。発売は10月下旬の予定だ。

フルHD表示に対応する約5.0型の新液晶「トリルミナスディスプレイ for Mobile」を搭載。画質が大きく向上している

高いカメラ機能は「Xperia Z1」の大きな特徴。ソニーのデジタル一眼レフカメラ「α」シリーズにも採用される高性能レンズのブランド「Gレンズ」に、約2,070万画素の裏面照射積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS for mobile」を組み合わせている

左側面(左写真)には、キャップで覆われたmicroSDメモリーカードスロットとmicroUSBポート、クレードル用の端子が備わる。右側面(右写真)には、やはりカバーで覆われたSIMカードスロットと、最近のXperiaシリーズに共通する大きな電源ボタンが備わる

auの直販サイト「au +1 collection」では、ソニーのレンズ型デジカメ「DSC-QX10」の購入が可能に。「Xperia Z1」に取り付ければ大画面液晶のデジカメに変身する

カラーバリエーションは、左からパープル、ホワイト、ブラックの3色が用意される

約5.7型の大画面有機ELディスプレイを備える人気のファブレットが登場
サムスン「GALAXY Note 3 SCL22」

サムスンのファブレット「GALAXY Note 3」が、auから登場する。「ファブレット」とは「Phone」と「Tablet」を組み合わせた造語で、本機のような大型スマートフォンを指す。従来の「GALAXY Note」シリーズと同じく、有機ELディスプレイに、繊細なタッチを実現する「Sペン」を組み合わせている点は共通しているが、ディスプレイが約5.5型から約5.7型に大型化され、解像度もフルHD表示対応となるなど、スペックがアップデートされている。

処理能力を見ると、今回発表されたほかのスマートフォンと同じクアッドコアCPU「Snapdragon 800 MSM8974」を搭載している点は同じだが、周波数が100MHz高い2.3GHzで動作する点が異なる。RAMが1GB増量されて3GBになり、搭載されるOSも、最新のAndroid 4.3になるなど、現時点では、最新・最速のスマートフォン(ファブレット)と目される。

また、9月に発表されたばかりの腕時計型端末「GALAXY Gear」と組み合わせることで、ハンズフリー通話やSNSなどの通知メッセージなどを確認できるのもユニークだ。なお、「GALAXY Gear」も、「au +1 collection」のひとつとして発売される。

従来の「GALAXY Note」シリーズは大きいというイメージが強かったが、本機の約79(幅)×151(高さ)×8.3(厚さ)mm、重量約171gというボディは、今回発表されたほかのスマートフォンと比べてみても、もはや格別に大きいとは言えない。むしろ「Sペン」の手書き入力のなめらかさや、画面の広さなど優位点が際立ち、その魅力を再確認できた。

カラーバリエーションは、クラシックホワイトとジェットブラックの2色を用意。発売は、10月下旬を予定している。

GALAXYシリーズの特徴である有機ELディスプレイを引き続き採用。フルHD表示に対応した約5.7型の大画面は魅力だ。有機ELディスプレイ特有の色のかぶりも、発表会会場で見た限りほとんど気にならないレベル。完成度は非常に高い

3,200mAhという大容量バッテリーを搭載しているが、厚さ8.3mm、最厚部9.8mmと、「GALAXY Note」シリーズの魅力である薄型ボディは維持されている

筆圧を感知し、実際のペンのような繊細な描写が行える「Sペン」も引き続き搭載される

クラシックホワイトとジェットブラックの2色のカラーを用意。いずれも裏ブタにはシボ加工が施され、さらにエッジ部分にステッチを模したデザインが施されているなど、樹脂の質感が強かった従来の「GALAXY Note」シリーズとは一線を画されたデザインだ

先月発表されたばかりの腕時計型端末「GALAXY Gear」を使えば、「GALAXY Note」を遠隔操作できる。SNSや着信の確認、ハンズフリー通話などが行える

注目の「GALAXY Gear」は腕時計よりもボリューム感があり、装着感は腕時計というより、大きめのブレスレットといった印象

IGZO液晶や3,000mAhの大容量バッテリー搭載で、3日間バッテリーが持続する
シャープ「AQUOS PHONE SERIE SHL23」

低消費電力のIGZO液晶という優位性を持つシャープの「AQUOS PHONE」シリーズ。夏モデルの「AQUOS PHONE SERIE SHL22」(以下、SHL22)も、バッテリーの持続性が好評だったが、この「AQUOS PHONE SERIE SHL23」では、3,000mAhの大容量バッテリーとIGZO液晶を組み合わせることで、フルHDディスプレイでありながら、720×1280表示の前モデル「SHL22」レベルのバッテリー持続性能を実現している。

約70(幅)×140(高さ)×9.2(厚さ)mm、重量約146g(暫定値)というボディに、約4.8型の液晶を組み合わせており、クアッドコアCPUの「Snapdragon 800 MSM8974(2.2GHz)」に2GBのRAMを組み合わせている点はほかの機種と共通だが、ROMは16GBとやや少ない。なお機能面は充実しており、特に録画対応のフルセグチューナーを備えている点で、先述の「Xperia Z1」や、後述する「ARROWS Z」に対して優位性がある。

本機ならではの特徴として、側面に備わるセンサーを活用し、握るだけでスリープから復帰できる「グリップマジック」を搭載している点がある。また、急な着信の際などに端末を握ることで最小音+バイブレーションに切り替えることもできるなど、さまざまなシーンで利用できる。

ホーム画面は、「AQUOS PHONE」シリーズならではの「3ラインホーム」を引き続き搭載しているが、ステータスバーやナビゲーションバー、インフォエリアを透過させるように改良されており、迫力が増している。

カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、ブルーの3色を用意。発売は11月下旬の予定だ。

約4.8型のフルHD対応IGZO液晶を搭載。夏モデル「SHL22」のIGZO液晶も良好な画質だったが、本機のIGZO液晶でもその高画質を受け継がれている

背面のデザインは平面的。メインカメラはF値1.9という明るいレンズを備えており、室内での撮影や、動きのある被写体でもブレを抑えた撮影が行える

下側面にキャップ付きのmicroUSBポートを備える。ボディはもちろん防水・防塵の各仕様をクリアしている

録画可能なフルセグチューナーを搭載。別売りのケーブルと変換アダプターを組み合わせれば、外部アンテナと接続も可能だ

「グリップマジック」使用中は、メニューの左端にアイコンが表示される

録カラーバリエーションは左から、ホワイト、ブラック、ブルーの3色が用意される

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