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低価格でも音がイイ! カナル型イヤホン11モデル厳選特集

今回の特集のテーマは、ずばり、「低価格だけど高音質なカナル型イヤホン」。オーディオ製品の中でも高い人気を集めるカナル型イヤホンは、現在、多くのメーカーから無数の製品がラインアップされているが、“低価格”と“高音質”の両方を満たす製品というと「なかなか見当たらない」というのが本音ではないだろうか。

そこで今回、オーディオ・ビジュアル・ライターの野村ケンジ氏に、無理を承知でこのテーマでの製品ピックアップ&解説を依頼。無数のヘッドホン・イヤホン製品を試聴・レビューしてきた中から、自身が定める高いクオリティをクリアしたモデルを、「実売3,000円未満」と「実売3,000〜6,000円」に分けて時間をかけて選んでもらった。各モデルの音質傾向を細かくレポートしているので、「どのイヤホンを選んでいいのかわからない」という方は、まずは、本特集で紹介するモデルの中から、好みのサウンド傾向にあるものを選んでみてはいかがだろうか。プレーヤー付属のイヤホンとはひと味もふた味も違う世界を楽しめるはずだ。

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ライター/野村ケンジ

ホームシアターやカーオーディオ、音楽・映像関連、クルマ分野など、幅広いジャンルで活躍するフリーライター。100インチスクリーン+TADモニターで6畳間極小ホームシアターを自宅で実践するなど、実験的な試みにも積極的にチャンレンジするこだわり派。サウンドコンテストの審査員なども担当している。


高音質な低価格イヤホンを紹介するにあたって 野村ケンジ

ある日のこと。それは、価格.comマガジン編集担当mkr氏との雑談から始まった。


「野村さん、1,000〜2,000円くらいの価格で音のよいカナル型イヤホンってあります?」
「あんまりない。というか、ない」
「低価格だけど、高級モデルに負けないくらい音がよいイヤホンの特集をやりたいんですが」
「無理無理」

そんな会話を交わしたのは、今から1年半ほど前のこと。確かに安くて音がよいカナル型イヤホンは、誰もが望むものだろう。しかし、世の中そんなに甘いわけがなく、まがりなりにもオーディオ製品であるカナル型イヤホンにおいて、価格と音質は比例する傾向があるのは紛れもない事実だ。でなければ、高級カナル型イヤホンはとっくに淘汰されている。魅力的な音を聴かせてくれるからこそ、多くの方に重宝されているのだ。


しかし、そうは言ったものの「お金を多く出せばその分幸せになれる」という一辺倒な返答をするのはあまりにも悔しかった。そこで、この会話以来、「低価格の優良モデル」というものを意識して探すようになり、その結果として、“これは”と思う製品に出会う機会に恵まれた1年半が過ぎ、特集として披露できるほどにストックがそろってきたので、ここで披露させてもらおうと思う。


とはいえ、1,000円〜2,000円という価格帯だけではさすがに厳しいので、価格の上限をもう少し上まで伸ばし、「実売3,000円前後まで」と「実売6,000円前後まで」という2ステージに分けて紹介させてもらうことにした。また、製品のラインアップについては、2011年夏までに発売された、比較的ロングセラーのものを中心に展開させてもらうことにする。秋以降発売の新製品に関しては、機会をあらためてインプレッションをお届けするようにしよう。


なお、これらの価格帯は、付属イヤホンからの買い替えを検討している方、平たくいえばカナル型イヤホン「入門者」「初心者」からの注目も予想されることから、音質による取捨選択だけでなく、音楽性の高さ(音楽の楽しさがうまく伝えられているか)や聴き心地のよさも重視して、製品をピックアップしている。ゆえに、ドンシャリ傾向を持つ製品はパスさせてもらった。ああいった傾向の製品は、調味料てんこ盛りのインスタント製品を取り過ぎて味覚障害を起こしてしまうように、聴覚のバランスを狂わし、場合によっては障害を起こしてしまう可能性がある。音楽を、いい音で、長い期間にわたり楽しみ続けるためにも、単に刺激(迫力)を求めるのではなく、良質なサウンドを持つ製品を自ら進んで選びだしてほしいと切に願う。


なお、本特集での各製品の評価ポイントは、価格.comマガジンの連載「Paradiso della musica」(ムジカ・パラディーゾ)でも使っている9項目を使用している。同連載で紹介した高級ヘッドホン製品と比べると、やや評価が低くなっているが、そのあたりは、エントリーモデルだからといって特別視せずに評価したゆえの結果。さらに上の音質を求めるようであれば、同連載の「初心者にオススメしたい高級ヘッドホン入門」で紹介した18機種をチェックしていただければと思う。

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