筆者は、過去にヘアアイロンのレビューを何回か執筆しているし、使っ…
(2013年5月22日掲載)
2012年2月22日掲載
2012年2月18日、“この冬春1番の話題デジカメ”と言っても過言ではない、富士フイルム初のミラーレス一眼カメラ「FUJIFILM X-Pro1」がついに発売開始となった。カラーフィルターの配列を見直すことで、モアレ・偽色の発生を軽減し、その結果、ローパスフィルターを省略することに成功した高画質デジタルカメラだ。同社は、「FUJIFILM X-Pro1」の新製品発表会において、「富士フイルムとしての最高画質を実現」「フルサイズに匹敵する画質」といったアピールを行うなど、「FUJIFILM X-Pro1」の「画質」について絶対の自信を持っている。ここでは、実機を試用して、気になる「FUJIFILM X-Pro1」の静止画画質をいち早くレビュー。あわせて、カメラとしての操作性・使い勝手もレポートしよう。
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「FUJIFILM X-Pro1」の画質スペックでは、カラーフィルターの配列を見直すことで、ローパスフィルターレスを実現した、新しい撮像素子「X-Trans CMOSセンサー」(有効1630万画素)を搭載するのがトピック。マウントは、フランジバックが短い設計(17.7mm)になっているのが特徴の「Xマウント」 |
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交換レンズとして最初にラインアップしたのは、「フジノンレンズ XF18mmF2 R」「フジノンレンズ XF35mmF1.4 R」「フジノンレンズ XF60mmF2.4 R Macro」という明るい単焦点レンズ3本。いずれも、非球面レンズを含んだオールガラス設計のレンズで、周辺光量や色収差を抑える設計になっているほか、フジノン独自のスーパーEBCコーティングも採用されている |
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絞り値はレンズの絞りリングで変更する。1/3段ごとの変更が可能だ。今回試用した実機では3本ともに絞りリングがやや軽く、ちょっとしたことで誤操作してしまうことがあった(特に「フジノンレンズ XF35mmF1.4 R」が軽かった)。フォーカスリングは適度なトルク感があって操作しやすかった |
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※サムネイル画像をクリックするとリサイズ・補正を行なっていない撮影写真(JPEG)が別ウィンドウで開きます。なお、撮影写真の画像サイズは「L 3:2」、画質モードは「FINE」になります。
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レンズ:フジノンレンズ XF35mmF1.4 R、ISO6400、F5.6、1/50秒、EV-0.7、測光:マルチ、ホワイトバランス:オート、ノイズリダクション:スタンダード、フィルムシミュレーションモード:PROVIA、ダイナミックレンジ:100%、絞り優先AE |
最初に、3本の交換レンズを使って撮影した作例を使って、「FUJIFILM X-Pro1」の描写力をレポートしたい。
どのレンズを使っても同じ画質傾向にあるのだが、「FUJIFILM X-Pro1」の実機で撮影した作例をチェックしてみて感じたのは、従来の富士フイルム製デジカメ(端的にいえば「FinePix X100」)の延長線上の描写であるということ。富士フイルムらしく、色描写にすぐれ、さまざまな被写体を印象深く表現してくれる。ローパスフィルターをなくしたことで、従来以上にクリアで立体感のある描写が得られるのがポイントだ。
また、「FUJIFILM X-Pro1」の画質は、細かいところで解像感にすぐれるのも見逃せない。輪郭のシャープネスを強調したカリカリの描写でないため、パッと見では「解像していない」と感じるかもしれないが、細かいところを見るとディテールが破綻しておらず、十分に解像している。このあたりは富士フイルムらしいところで、緻密で繊細な描写といえるだろう。また、新しいカラーフィルター配列の結果も良好で、細かい模様の繊維などの被写体を撮影してもモアレや偽色が発生しにくい印象を受けた。
さらに、3本のレンズとも、なめらかなボケ味を実現しているのも特筆すべき点。広角レンズ「フジノンレンズ XF18mmF2 R」では周辺部の画像が流れることがあるものの、3本ともに、周辺部での色収差が少ないのもポイントが高い。
ただし、レンズの描写性能も影響しているとは思うが、「FUJIFILM X-Pro1」は、従来のローパスフィルター付きのベイヤー式センサーと比べて、極端にシャープ感が強いわけではない点は付け加えておきたい。エッジの立ったカリカリの画質を期待していた方にとっては、やや拍子抜けする結果かもしれないが、それでも全体的な描写力がかなり高いのは間違いない。
なお、「FUJIFILM X-Pro1」では、暗いところにおいてオート感度で撮影をすると、感度は無理に上げずに、手ぶれしないギリギリのシャッタースピード(1/焦点距離 秒)に設定されることが多かった。本体にも3本の交換レンズにも手ブレ補正機能は搭載されていないので、暗いところでオート感度を選択すると、手ぶれにはややシビアな撮影になると感じた。
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フィルムを選択するイメージで色彩や階調表現を選択できる「フィルムシミュレーション」は、従来の「PROVIA」や「Velvia」のリバーサルフィルム調に加えて、やわらかい階調の「PRO Neg. Std」と、メリハリ感のある「PRO Neg. Hi」のネガフィルム調モードが追加された |
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「FUJIFILM X-Pro1」と交換レンズ「フジノンレンズ XF18mmF2 R」を使用して、同じ被写体をフィルムシミュレーションのモードに撮影してみた。撮影は、絞り優先AEでF値をF11に固定し、感度「ISO200」、ノイズリダクション「スタンダード」、画像サイズ「L 3:2」、画質モード「FINE」、測光モード「評価」、露出補正「0.0」、ホワイトバランス「オート」、ダイナミックレンジ「100%」の設定で行った。
※サムネイル画像をクリックするとリサイズ・補正を行なっていない撮影写真(JPEG)が別ウィンドウで開きます。